あなたは今、自分の理想の人生を歩んでいますか？
それとも、なぜか思ってもみなかった不運に遭って、辛い状況になってしまっていますか？
周りを見渡すと、努力していないように見えて、成功している人がいる一方で、自分はこれだけ努力を重ねたのに、どうして人生うまくいかないのか、と落ち込んでしまうこともあるでしょう。私自身がまさに、そのような状態でした。
しかしある時、人生がうまくいっている人たちやその情報に出会い、触れていくに従って、運が自分に向いてきました。どうやら、人には努力以上に、周りにどんな人間がいるかによって、人生が左右されるのです。
もちろん、一切努力をしないと言っているわけではありませんが、上手くいっている人たちの周りには、やっぱり「上手くいっている人たち」が多くいるのです。
あなたが思うような人生を歩んでいけないのは、自分の努力以上に、周りの環境も影響しているのかも知れません。これを難しくいうと、集合的無意識が関係していると言えます。
今回はそんな、私たちの人生をも左右するこの意識についてお伝えしていきます。
目次
集合的無意識とは？
こちらの図をご覧ださい。心理学やスピリチュアルが好きな人なら、この図は何度も見たことがあるのではないでしょうか？
※ものすごく簡単に説明しているので、多少違った部分もあることはご了承ください
考え事をしたり、慣れない仕事をしたりするときなどは、意識して身体を動かしたりします。これを顕在意識と言います。
一方、歯を磨いたり、電車に乗ったり、ご飯を食べたり、私たちはほぼなにも意識していませんが、動作はできます。これを潜在意識と言います。私たちの日常の多くは、この潜在意識がちゃんと働いているから生きていられるとも言えるでしょう。
そして今回は、そのまた下にある、集合的無意識というものです。
心理学者のカール・ユングは、人には顕在意識、潜在意識の他に、人類が共通している意識、集合的無意識というのがある、と定義しています。この図でいうと、AさんとBさんが共有している意識のことを言います。
例えば
家族には家族の意識、会社には会社の意識、学校には学校の意識、家族には家族の意識、国には国の意識、という感じです。
もっと具体的に見てみましょう。
あなたは休日、大きな駅やデパートに出かけてたとします。そうすると色んな人たち、家族が休み日をそれぞれ過ごしています。そこでよーく観察してみると、何となくこの家族はせっかち、この家族はのんびりしているという風に、その家族独特な「ノリ」があるのを感じます。
これはカップルでや友達でも言えます。なぜか同じような雰囲気同士で付き合っています。別名「類は友を呼ぶ」と言ったりしますね。このように、それぞれ集団の下には共通した意識があるのです。
実はこの意識が時に大きな影響を与えている場合があります。なので、まず、今自分がどこの集合的無意識にいるのか？というのが大切です。
まず自分の今の無意識がどこなのか理解する
①周りの人を見て自分がどう感じるか観察する
今、あなたの周りにはどんな人間関係があるでしょうか？
家族、友人、会社の同僚、上司、部下、習い事など、色んな関わりがあると思います。少し思いを巡らしてみましょう。
そして、それはどういう人たちでしょうか？
・優しい人たち
・悪口や愚痴ばかりいう人たち
・人に与える人たち
・人から奪っていく人たち
色んな言い方ができると思いますが、このようにしっかり周りを把握してみましょう。
②自分の周りの人たちと同じような人生を歩む
「①」で把握した人が、将来あなたが歩む人生とも言えます。それはこの集合的無意識からも明らかなのです。
もしあなたが、今の状況に大満足しているのなら、むしろこのままの人間関係を大切にしてきましょう。しかし、満足していないのでしたら、この環境を変えていく必要があります。
あなたはお酒やタバコを辞めて節約して、将来に向けて頑張っていきたいと考えているとしましょう。ですが、そんな変わろうとするあなたを周りは放っておきません。
「別に少しくらいならいいじゃん」
「なにカッコつけちゃって、ダサ〜い」
という風に、変わろうとするあなたの足を引っ張ってきます。本人たちは別に深く考えていませんが、潜在意識では、あなたが変わってしまうのは「おおごと」なのです。だからこそ足を引っ張ってきます。この力はとても強力です。
特に日本では、会社を辞めて起業するなどと言った場合、辞めた方がいいよとか、お前はうまくいかない、など言われたりします。ですが、本気であなたが状況を変えていきたいのなら、そこから抜け出すことができます。
その前にまず、自分の理想の人生とは、どんな状態なのか？ゴール地点を考える必要があります。そうすれば、その理想を生きている人たちが目に入ってきます。次はそれを考えてみましょう。
理想の生き方を徹底的に考える
ここで注意したい点が一つあります。それは、常識や普通といったところでゴールを決めてはいけないということです。なぜなら、もうそういった幸せテンプレートは存在しないからです。
良い大学に入って、普通に正社員で働き、普通に結婚して、普通に子供を作って老後を過ごす、といった昭和や平成までの価値観で生きると、どんどん辛くなってきます。正社員で働いたとしても、会社はいつまで続くのかわかりません。ましてや政府が、副業を進んでしましょう！と私たちに言っているんです。
言葉を変えれば、もう国民の皆さんの老後の幸せは保証できないので、何とか自力で頑張ってくださいと言っているかのようです。だからこそ、ちょっと視点を変えて、本当に自分が望んでいる生き方って何だろう？と考えてみることから始めましょう。
これに関しては、こちらの記事でも詳しく書きましたので、参考にしてみてください。
↓↓↓
【普通や常識の外側にあなたの本当の人生が待っている】
もうすでに理想の人生がハッキリしていているけれど、中々それが近づかないと思っている方は、次のことを意識して行動してみてください。
自分の理想を生きている人たちに徹底的に触れる
あなたが、会社を辞めて起業して成功したい場合、周りに５人、そういう人脈を作りましょう。実際に会社員から独立して成功した人と「常に」一緒にいることで、その「ノリ」を感じることができます。そして、あなたも気がついたら同じように成功しているでしょう。それを徹底してみてください。
もしそんな人脈なんてないし、足を引っ張ってくる人たちばかりでどうしようもない、という状況なら、まず初めに、今の人間関係や環境から離れましょう。意味もなく飲みに誘ってくる人や、ギャンブルや口が悪い人たちと離れるだけでも、あなたも冷静でいられます。
第二に、理想の未来を生きている人の「本」や「セミナー」に参加してみたり、「教材」があればそれを購入して、その人に触れる機会を徹底的に増やしましょう。そうしていくうちに、あなたが所属していた集合的意識が、成功者マインドの方へ導かれて、気がついた時には行動でき、成功していることでしょう。
そして第三に肝心なのは、人は変わることが苦手な生き物です。恒常性(ホメオスタシス)というのがあるので、まずは継続して学んでいくことが大切です。目安としてまずは「９０日間」と言われています。この９０日間の間に、ものすごく感情が揺さぶられることがあると思います。時に孤独になることもあるため、本当にこれで良いのか迷って、前の自分に戻ろうとしてしまいます。
だからこそ、徹底的に理想の未来を生きている人と触れる機会を持つことで、モチベーションも保てます。ぜひ、継続ということも意識してみてください。あなたは一歩一歩、着実に進んでいくだけなのです。
たいていの成功者は他の人が時間を浪費している間に先へ進む
これは私が長年、この眼で見てきたことである
ヘンリー・フォード(実業家)
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか？
今回は、目には見えないけれど、私たちの人生を大きく左右している集合的無意識についてお伝えしました。
これと同じように「運」というものも、目に見えないものです。成功している人は、この「運」も自分の味方にして人生を進んでいます。
そのことについて書いた記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
↓↓↓
【運をよくするには既に開運している人の周波数と合わせること】
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。