心理・成功

なぜかいつも焦ってしまう人が毎日を軽やかに生きる方法

2022-09-24

あなたは、仕事や結婚、試験や勉強で叶えたい未来があるけれど、どうしても結果を焦っていないでしょうか?
また、結果が出なくて、途中で諦めてしまう、もしくは、頑張り過ぎて限界になっていませんでしょうか?


 

周りを見れば、ちゃんと結果を出している人ばかりで、余計に焦りが出てきてしまうし、本当はもっともっと落ち着いて、リラックスできたら人生どれだけ楽だと羨ましくあなたは感じています。


 

この記事にたどり着いたあなたは、もうそんな心配をしなくて大丈夫です。
なぜなら、この記事を読み進めていけば、一つずつ理想の未来に向けて、行動できるようになります。


 

そのために、短期的な対策、中期的な対策、長期的な対策、3つに分けてお伝えします。
今この瞬間から、実践できるものもありますので、今度こそ理想の自分に着実に近づいていきましょう。


呼吸を整える【短期的】

あなたの呼吸は

あなた自身を映し出している

加藤 俊朗(呼吸家)

 

 

焦るとき、私たちは呼吸がだいぶ乱れています。特に、浅い呼吸になっているんです。そうなると、身体もこわばって余計に気持ちも焦ってしまいます。身体と心は常に繋がっています。焦ってしまっている時こそ、身体からアプローチするんです。

 

この図をご覧ください。

 

  呼吸の深い人 呼吸の浅い人
丹田を意識し深い呼吸をする 焦って無意識に呼吸が浅くなる
セロトニンがでる(幸せホルモン) 脳が酸欠状態になる
脳に余裕が生まれる 生命の危機だと脳が勘違い
物事が明確になり解決策が見える 余計に焦る
より安心感が広がる 呼吸がますます浅くなる

 

 

このように、呼吸は私たちを支配しているとも言えます。深い呼吸をすればするほど、身体も心も整います。


 

あなたからすると「たったこれだけ?」と思うでしょう。ですが、答えは難しいところにあるのではなく、シンプルな当たり前なところにあるんです。たくさんの呼吸法がありますが、ここでたった1つだけ実践しましょう。


 

ーやり方ー

①リラックスできる椅子、もしくは横になる

②丹田(おへその指2〜3本下あたり)に手を当てる

③丹田に息が入るようなイメージで、4秒鼻から吸う

④倍の8秒間かけて口から吐く

 

 

youtubeなどでも様々な呼吸法がありますので、それを調べてみるのもいいかも知れません。
あくまで目的は「焦り」の感情を落ち着かせることを意識しましょう。


 

私は電車に乗っている時や、待ち合わせをしている時、もちろん気分がソワソワし始めた時に実践するようにしています。
ぜひ、少しずつ、生活に取り入れていきましょう。


人生に隙間時間を作る【中期的】


「時間は限られているから、1秒たりとも無駄にしてはいけない。」


 

私たちはそう教わることがほとんどです。ですが、いつも効率、合理化などに縛られていたら、それはどう頑張っても、AIには勝てません。機械は寝る必要もなければ、食べ物を食べる必要もありません。お給料のことも気にすることもありません。


 

では、私たちが人間として焦りから抜け出すためにはどうしたらいいでしょうか?
それは、人生に「隙間」を作ってあげることなのです。


 

なぜなら、私たち現代人は普通に生きているだけで、脳がオーバーヒートしているんです。

・平安時代の人々の一生分の情報
・江戸時代の人々の一年分の情報

この情報量を一日で受け取っているんです。


 

たかがこの数百年の間にこれだけ世界が変わってしまったんです。生物として私たちはそれにすぐ対応ができません。なので、意図的に人生に隙間を作ってあげる必要があります。といっても、大きなことをする必要はありません。


 

例えば、あなたは、スケジュール帳に、びっしり予定が書かれていませんか?
もしそうなら、いますぐにスケジュール帳に「自分の時間」という項目を作りましょう。


 

この時間は、テレビも禁止、スマホも禁止、SNSも禁止にして、本を読んだり、自然の中を散歩したりするんです。もしくは、ただぼーっと天井を眺めているだけでも構いません。


 

こうすることで、オーバーヒートしていた脳が自然と休まってきます。まるで瞑想をするような感覚です。週に1日だけでもこういった時間を自分に与えることで、不思議なことが起こります。それは、仕事のアイディアがひらめいたり、本当に自分が進むべき道が降りてくることがあります。


 

ぜひ、こういう時間を人生に作ってあげましょう。

森の中や小道 海沿いをひとりで散歩して

自然と調和することがとても好きです

これはセラピーのようなもので

ひとりになることでリチャージできるのです

グレースケリー(モナコ公国プリンス・女優)

 

人と比べることを辞める【長期的①】

 

そもそも、なぜ人は焦るのでしょうか?
それは、この社会は他人軸に合わせることが多いからです。


 

もちろん会社や学校では、やることの「締め切り」があり、それに向けて私たちは頑張るわけです。この締め切り日は(システム的にしょうがないですが)誰かに決められたことです。学校教育から何十年もこの「締め切り」に向けて馬車馬のように私たちは頑張ってきたのです。


 

その中で、自分よりも早く終わらせられる人、自分よりも点数や成果がいい人が出てきます。そしてその人たちを「いい人」として褒められ、それ以外の人は「ダメな人」というレッテルを貼られます。焦る時は、こういった誰かから常に比べられている時に起こるのです。


 

これが繰り返されると次第に

焦る=自己否定

これまで繋がってしまうこともあります。
なのでここから抜け出すにはまず、人と比べるのを辞めることから始めることです。


 

例え締め切りに間に合わなかったとしても、点数があまり取れなかったとしても、あなたの存在の価値がなくなるわけではありません。
自分の足りなりところばかりに意識が向くほど、余計に焦ってしまうものです。劣等感も持ちやすくなり、あなた自身の実力も発揮しにくくなります。


 

もし締め切りに間に合わないことがあっても、テストの点数が取れない時も、次からまた挑戦していけばいいんです。それでも、他人と比べて、劣等感を感じてしまう時は、こちらの記事も参考にしてみてください。



ゆっくりと自分と向き合って、馴染ませていってほしいです。
↓↓↓
【劣等感を持つ人が幸せになるための3つのステップとは?】


焦らせる人や環境や情報から距離を置く【長期的②】

世の中には、わざと人をいじめたり、苦しめたりする人がいます。いわゆるサイコパスの人たちです。そういう人は良心がないので、常にターゲットを狙っています。


 

人のダメな部分を見つけてはそこをいじり、攻撃してくるのです。それが上司なら、終わらない量の仕事を押し付けたり、人と比べてお前はいつもダメだ!とあなたを下げ焦らせます。


 

また、業種によっては、締め切りに厳しく、いつもピリピリした職場もあります。そんなところでは、もたもた遅いだけでダメ人間というレッテルを貼ってきます。そうやって人を支配していく人や環境にいるのなら、長い目で見たら、いつの間にか身体と心を潰されてしまいますので、離れるのも大切です。


 

あなたが活躍できる環境は他にいくつでもあるはずです。



最近だと、テレビやSNSで「結婚は〇〇歳までした方がいい」とか「〇〇歳以上はもうオワコン」など、人をわざと焦らせて商品を買わせようと煽ってきたりします。こういったいらない情報からも離れることも、自分を守るために必要です。すぐにそういうところを避けるのは難しいかも知れませんが、少しずつ、距離を置いていってほしいと思います。


 

何より大切なのは、他人ではなく、あなたの人生なのですから。


常に自分を思いやる【長期的③】

偉大なる俳優であるための必須条件は

演技する自分を愛することである

チャーリー・チャップリン(映画俳優・脚本家)

 

 

あなたは、誰かに笑われたり、いじめられたり、バカにされたり、たくさんの辛いこと、苦しいことを乗り越えてきました。この世界で生きることは、時に辛いことばかりかも知れません。だれもあなたの苦しみを理解してくれないかも知れません。


 

ですが、そんな状況の中でも、ただ一人は、必ずあなた自身を応援し、助けてくれます。それが「あなた自身」なのです。理想の自分に向けて、一歩一歩コツコツ歩き出す自分を、いつも思いやりの目を持って、扱ってあげてください。


 

ぜひ、今この瞬間から、あなた自身と向き合っていきましょう。ですが、自分を大切にするやり方をわからない人もいるでしょう。特に、他人のために頑張ってきた人ほど、自分を焦らせてきた人だからです。


 

まずは、言葉の力で自分自身に寄り添うことをしていきましょう。
言葉は人生を作るとも言われています。最終的には自分にしっくりくるものを作っていけば良いので、下記のアファメーションを参考にしてみてください。


ーアファメーションー

私は、どんな自分も許します

私は、どんな時も自分を大事にします

私は、どんな自分も愛しています

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?


 

今回は、どうしても焦ってしまう人が生きやすくなるための方法をお伝えしました。機械のスイッチを入れるみたいに、すぐに切り替えることができたら良いのですが、人間は変わるのに90日間かかるとも言われています。


 

ですので、すぐに変わろうと「焦らず」ゆっくり自分と歩んでいくことをしていくことが大切です。
すぐに変わるのが「良い」、すぐに買われないのが「悪い」という価値観も徐々に手放していきましょう。


 

時に実践していくと、自分にガッカリしてしまう瞬間もあるでしょう。
そんな時は、ぜひこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
【ネガティブな癖は治さなくていい3つの理由】

 

それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。