仕事や試験、恋愛などで失敗すると、誰しもものすごく落ち込んでしまいますよね。思っていた結果が出せなくて、そんな自分にガッカリし、失望して、これ以上どうしたら良いのかわからなくなってしまうかも知れません。
もう立ち直れそうにない…
自分はやっぱりダメな人間なんだ…
ですが、そう思って人生を諦めてしまうなんて思わないでください。
決してあなたは失敗者ではありません。
あえて言うならあなたは「挑戦者」で「勇者」です。
どんなゲームの主人公でも、最初から最後まで、順調なばかりではありません。
そこでは、苦しんだり、悩んだりして成長してハッピーエンドに行き着きます。
今のあなたもそのような状態です。
ここで諦めて歩みを止めてしまっていいのでしょうか?
私はこう思うのです。
決してあなた自身を諦めてほしくありません。
あなたはできます。
安心してください。今回の記事を読み進めていくことで、
失敗を失敗で終わらせず、失敗から立ち直って、以前よりもっと人生を良くしていく考え方が学べます。
この考え方を身につけることで、失敗だと思っていたことが、実は成功への一つの「中間地点」だったと気がつけます。
何より、もっともっと自分のことが好きになり、この地球で、よりよく生きていくことができます。
それでは、早速まいりましょう。
行動した自分を素直に褒める
世の中には、行動する人と、文句を言ってなにもしない人に分かれます。
その数は100人いたら20人しか行動をしません。
これは「パレートの法則」でもよく言われています。
ほとんどの多くの人は、あなたみたいに勇気がなく、ただ人を批判するだけの人だらけなのです。
テレビやSNSを見ていると、それが明らかでしょう。
それに比べ、結果はどうあれあなたは勇気を持って挑戦しました。
それだけで素晴らしいことなのです。
多くの成功者は「行動の人」です。
行動をしない80%より、行動した20%なれたことは、あなたがまさに成功者の仲間入りしたとも言えます。
「ほーれみたことか」と批判する人こそ、自分の人生に責任がもてない未熟な人なのです。
そんな人の言葉に惑わされないでください。その声は一切無視していいんです。
今回はたまたまこの結果になったけれど、行動を繰り返した先に、必ずあなたらしい成功が待っています。
できたことや学べたことをリストアップする
今回の経験を通じて、果たして全部ダメだったのでしょうか?
そんなことはないはず。
例えば
パワーポイントの使い方が学べた
人の裏表の習性を学べた
専門知識がたくさん学べた
など、学べたところがたくさんあります。
気持ちが落ち着いたタイミングで構いません。
紙とペンを用意して、あなたができたこと、学べたことをリストアップしましょう。
挑戦する前と今の自分とでは、明らかに別人になって成長しています。
次に同じことに挑戦するときは、レベルアップしたあなたで取り組むことができるんです。
今回のことが必ず、今後のあなたの挑戦に役立っていきます。
そのことを覚えておいてください。
完璧主義を手放す
日本の教育の悪いところは、仮にあなたがテストで90点を取ったとしても、残りの取れなかった10点を責められるというところです。加えて、国語が得意なのに、数学が苦手だったら、先生は苦手な数学を頑張れ!と言ってきます。
このような教育からは「なんでも完璧にできなければいけない」という思想を植え付けられるんです。でも実際、成功している人を冷静に眺めてみてください。
学歴なんて関係なく成功している人もいれば、昔だったら、文字すらも読めない、書けない人も成功していたんです。
成功者はなんでも完璧な人間だったのでしょうか?
決してそんなことはありません。
もちろん、苦手を克服しようという気持ちは大切ですが、克服することで成功が保証されてはいません。
むしろ、あなたの得意を伸ばしたり、あなたらしさのままでいた方が、グーンと成功率が上がります。
こうした学校教育で植え付けられた思想(完璧主義)を手放して、もっと軽やかに、楽〜に成功したっていいんです。
もし今のあなたに、完璧主義なところがあるようなら、このタイミングで手放していきましょう。
そのことに関する記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
↓↓↓
【完璧主義から抜け出してあなたらしさを取り戻す方法】
上手くいっている人を徹底的にマネする
これもよく日本の教育で言われていますね。マネすることは良くないことだ。ですが、社会に出たら、すでに成功している人、人生上手くいっている人のマネをしてもいいんです。
もちろん、その人たちの会社名を使ったり、商品のデザインをパクるという意味ではありません。その人たちの「生き方」や「考え方」をマネするのです。特に、目に見えないマインドの部分が、成功するかしないかを大きく左右していると感じます。
人間にはミラーニューロンというモノマネする神経細胞があります。誰かがケガをして痛がっていたのを見たら、自分のその部分をいたく感じたり、逆に誰かが笑顔だとつられてこちらも笑顔になったります。これを応用するんです。
上手くいっている人の本を読んだり、音声を聴いたり、実際にセミナーなどであったりするのもの効果的です。
そしてなにより、上手くいっている人は、とにかく人に対し「与える人」でもあります。徳を積んでいると言えます。
上手くいっている人を徹底的に参考にしてみましょう。
これについてはこちらの記事でも詳しく書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
【人生が上手くいっている人が実践する5つの徳の積み方】
やり方や方向は時に変えてもいい
私たちは時に、もう頑張らない方がいいところに力を入れてしまいがちです。
それが思い入れがあったり、時間やお金をたっぷりかけたモノや人であったらなおさらです。
これを「サンクコスト効果」と言います。
今までこれだけの労力をかけたのだから、ここで違うやり方をしたら「もったいない」と感じてしまうんです。
例えばこんな感じです。
400万円をかけて英語の学科を卒業
↓
せっかく英語を身につけたのだから英語関連の会社に就職
↓
ブラック企業だったことがわかり転職活動
↓
せっかく英語を身につけたのだから「また」英語関連の会社に就職
といった感じです。
もしかしたらこの人は、英語関連の仕事ではなく、ラーメン屋さん、作曲家、エンジニアなどの方が成功しやすいかも知れません。
今回の失敗でひどく悔しい思いや辛い思いをした人ほど、それを取り戻そうと何度も同じことに挑戦することがあります。ですが、実はあなたの成功や幸せは、他のところにあるかも知れません。
少し視点をずらしたり、時に思い切って生き方を変えるのも方法です。
どこの会社に入ったら一生安心とか、どの職業をしたから安心、というものはありません。
究極的に、今回の経験を通じて
あなたは本当はなにを望んでいるのか?
このことを自分に問うのがとても重要です。
もっと広い視点に立って、本当に自分が望むことを探っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
失敗続きでやる気自体がなくなってしまったときこそ、今までとこれからの生き方を振り返るチャンスです。
そして、そういう時こそ、人生を広い視点で見つめることができます。
そのことについて書いた記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
↓↓↓
【やる気が出ないときこそ生き方を振り返るチャンス】
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。