健康

適応障害になってよかった3つこと【体験談】

2022-08-27

私は人生で二度、適応障害になりました。

 

一度目は軽く考えていて、あまり深く考えていませんでしたが、二度目は、休職し、退職までいくくらい辛いものとなりました。

 

  • なんで自分だけこんなに苦しまなければいけないんだろう?
  • いっそう消えてしまった方がいいのでは?
  • 息をするだけでも苦しい

そんな日々を過ごしていました。

 

そんな中でも、ふと気がついたんです。

 

神様とか宇宙とか、人間より大きな存在が

 

今歩んでいる人生は、本当の人生ではないよ

そう知らせてくれたように感じます。

 

今回は、あえて「適応障害」になってよかったことをお伝えし、今、この症状で苦しんでいる方へ向けて、「あなたは大丈夫」という想いをお伝えしてまいります。

 

まずは、「適応障害」のことをご存知ない方もいらっしゃると思いますので、その症状がどんなものなのかをお伝えしてまいります。

適応障害とは?

適応障害とは?



はっきりと確認できるストレス因子により、著しい苦痛や機能の障害が生じており

そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害である。

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A9%E5%BF%9C%E9%9A%9C%E5%AE%B3

 

例えば、下記の症状があります

 

  • 夜に眠れなくなる(不眠症)
  • 突然、悲しくもないのに涙が出る
  • 集中力が著しく悪くなる
  • 手が震える
  • ふと、消えたい、死にたいという願望が出てくる


あなたにこのような症状が起きていないでしょうか?

 

また、あなたの周りでも、何か最近様子がおかしいな...という人がいないでしょうか?

 

人により、原因となるストレス要因は違います。

 

仕事自体のストレスや、人間関係、長時間労働、親族間のトラブルなど、原因も症状もさまざまです。

 

少しでも「なんかおかしい」と思うことがあれば、遠慮なく精神科や、心療内科で診てもらうようにしましょう。

 

さて、今回はあえてこの「適応障害」になってよかったことをシェアしていきます。

 

1、生き方を見直すきっかけになった

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私が特に思ったのは

  • 苦手なことをやり続けると、心身ともに壊す
  • 不器用で、世渡り下手
  • 人の期待以上に頑張りすぎる

ということでした。

 

朝6時過ぎには家を出発し、8時前に会社に到着。そのまま21時、22時まで働く。

 

毎月80時間以上は残業をしていたと思います。

 

おまけに、上司からのパワハラやモラハラ、休日中に電話対応など、緊張感の多い毎日でした。

 

周りは努力や根性、ストレスが多い中でも耐え抜くことができる忍耐力があったのですが、自分もそれが「あるはず」と思い込んでいました。

 

社会人として、期待に応えなくちゃいけない、と自分なりに頑張っていました。

 

頑張れば頑張るほど、上司からの要求や暴言が激しくなってきました。

 

一方、上司はというと、毎日1時間以上遅れて出社し、その上で文句を言われ愚痴や噂話を聞かされる、と言った感じです。

 

うまく聞き流せるだけの世渡りは自分にはできませんでしたし、何より体力もそれほどないということを思い知らされました。

 

こんな中でも、普通に何事もなくやっていける人がいるのも事実です。なので、そういう方は本当にすごいなと思います。

 

私はそれが無理な「体質」だった。ただそれだけです。


マグロは海では生きていけますが、川では生きていけません。


鯉は川で生きていけますが、海では生きていけません。


ただそれだけのことです。


自分はどういう環境なら生きていくのか、ということを考えるきっかけになりました。

 

2、人生で本当に大切なものがわかった

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特に私が大切にしたいと思ったものは

  • 自分を大切にしてくれる人を、大切にすること
  • 心身ともに健康でいること
  • 自分にとっての"相応しさ"を理解すること

このことでした。

 

適応障害となって休職、退職までになった自分としては、特に「健康」は大切だと思いました。

 

これは心の健康も含まれます。仕事もできなくなりますし、ご飯もまともに食べれられません。当然、身体の体力もますます落ちました。


 

よく「健康」が大切と言われていますが、本当ーに大切です!それが身にしみてよーく理解できました。

 

また、自分にとっての得意や不得意といったことも改めて向き合いました。

 

私はわいわいした人間関係や、休みの日でも仕事の電話がしょっちゅうくる職場環境が苦手で、ちゃんとプライベートはプライベートで過ごしたいと思う性格です。

 

こういった自分の特性があるのにも関わらず、お給料や待遇などに目を奪われて「直感」を全く無視していました。

 

他人から見てどうこうではなく、自分はどうしたいのか?何を求めているのか?ということがとても大切なのです。


3、自分を大切にすることの意味を学べた

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適応障害になり休職してすぐは、まだ空元気がありました。

 

しかし、その期間が過ぎると、まるでスイッチを切るように、ただひたすら布団で寝るだけの毎日を送っていました。

 

生きていても未来はもう真っ暗だな、とにかく苦しい毎日でした。

 

ですが、そこで本当に大切なことを理解できました。

  • 常識や普通を自分に当て嵌める必要はない
  • 会社員以外の働き方が開けた
  • 本当に大切にしたい人がわかった

自分がこんな状況になったからこそ、気づけたことでした。

 

あまりに自分を周りの「普通」に当てはめて、自分の取扱いを理解していませんでした。

 

それはまるで、自分がMacパソコンなのに、Windowsパソコンのようにしなきゃ!と思っているような感覚です。

 

"違和感"はあったのですが、それを「常識」とか「普通」で蓋をしていたんです。

 

それが「正解」だと思っていたから、自分に無理をさせていました。

 

誰かが決めた生き方の取扱説明書を参考にせず、自分にとっての「幸せ」を追い求めることが大切です。

 

この記事を読んでくださっているあなたも、あなた自身のためにも、そして、あなたを大切に思ってくれている人のためにも、自分の取り扱い説明書に沿って、人生を歩んでほしいと思います。

 

まとめ

今回は、適応障害になっても、そこから学べたことをお伝えいたしました。

 

適応障害に限らず、人生には光もあれば闇もあります。

 

しかし、どんな状況になっても、そこに必ず道があるのです。

 

まず休み必要がある人は、全力で休むことが仕事です。

 

自分を急かさず、大切に、ゆっくりと進んでいきましょう。

 

そして、今まで他人軸だった人生を自分軸にシフトするために、自分の取扱説明書を、見つめる必要があります。

 

そのことに関してまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。