心理・成功

人間関係に疲れたあなたを救うには、あなた自身をもっと大切にすることから始まります

2022-08-11

私たちは日々、様々な人との関わりがあります。

 

会社の同僚、上司、取引先、家族や近所の人、友人、道ゆく人、コンビニやスーパーの店員さんなど、その中で特に、あなたに身近な人の影響はとても強いものがあります。

 

時には助け合って人生の辛い時を乗り越えたり、楽しんだりしますが、なんでこんなに頑張っているのに、報われないんだろうと思う時もあります。

 

今は特に、変な人、常識すらもわからない人、迷惑をかける人など意味のわからない人も増えてきて、疲れることも増えました。

 

「もうこんなの嫌だ!疲れた!」と思うあなたはむしろ正常な反応なのかも知れません。

 

もし、そんな人間関係に疲れたら、今こそ自分を生きていくことを考えていきましょう。

 

人間関係で疲れやすい人

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①気遣いができる人

気遣いができる人は、さまざまな人間関係の中で、みんながスムーズに関係を築けるように「潤滑油」として気を使っている人が多いです。

 

意識しているか無意識にそうしていたかは関係ありません。

 

こうした気遣いの奥底には、あなたの子供時代が関係しています。

 

ふと思い出しすと、あなたの「家族」は当時大変だったのではないでしょうか?

 

家に帰ってきたら、お酒ばかり飲んで働かない父親、八つ当たりに怯える母親、訳もわからず怒られたり怒鳴られたり、家に帰っても安心できる環境にない人は

 

特にその傾向が強いのです。

 

そんな家族を繋ぎ止めるために、あなたは自分自身を殺して両親や兄弟のために頑張ってきたんだと思います。

 

なんとか家族がバラバラにならないように周囲へ気遣い、子供なのに、子供であることを否定され続けた結果、自分のありのままををうまく出すこともできなっています。

 

うまくそれを表に出すことができず、本当の想いを溜め込んでしまいます。

 

まずは、自分が小さい頃からとにかく頑張ってきたと自分を抱きしめることが大切です。

 

②感受性が豊かで繊細な人

芸術やアーティスト系の人たちは、人の気持ちを敏感に感じ取ってしまって、疲れてしまいます。

 

これらの繊細な人を、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とも呼びます。

 

目に見えないこと、感情や心に向きあることができるため、人が話す言葉の裏を読んだり、表情や仕草を感じ取れます。

 

大勢のいる街中や大きな音があるところだと、とても苦痛を感じたりします。

 

だからこそ、人よりも疲れやすいんです。

 

大勢の中にいるのも、とても疲れます。人酔いの状態ですね。

 

本を読んだり、ゆっくり一人で過ごすことががとても楽に感じるのも特徴です。

 

疲れやすいと感じたら、ひとりになる時間を作ることが大切です。

③自己主張をあまりしない人

穏やかで優しい性格の人は、あまり自分を出すことをせず、他人を優先する癖があります。

 

逆に、自己主張する人は、とにかく声を大きくしたり、威圧的にすれば、自分のわがままな主張も通ると思っています。

 

実際に、パワハラやモラハラをする人たちは、言いたいことだけ言って、周りを疲れさせます(疲れさせることすら本人には理解できません)

 

そういう人たちがあなたの周りにいればいるほど、あなたは常に疲れてしまします。

 

あなたは何も悪くないのに、あなたのせいにされたり大変な思いを多く経験してしまうのです。

 

そんなまるで品のない人と同じようになる必要はないですが、「ここは譲れない!」というラインを自分の中で決めておく必要もあるでしょう。

 

このように、人間関係で疲れやすい人はこのような特徴があります。

 

あくまでこんな傾向があるんだなと思ってください。

 

次にストレスがあまりにもかかると、どんな症状が出てくるのかを示していきます。

 

あなた自身はもちろんのこと、あなたの大切な人も同じような症状がないかどうか、見極めていきましょう。

 

ストレスを抱えると出てくる症状

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ここでは、症状が軽い方から重くなる順番でお伝えしていきます。ぜひあなたの今の体調と比べてみてください。

①不眠気味になる

いつも神経が高ぶっているため、心身ともに休むことが苦手です。

 

そのため、日中で言い返せなかったことや、やり残したこと、明日の心配や不安など、どんどん眠れないような考えが浮かんできます。

 

仕事や学校が終わって家に帰っても、頭の中で自分を苦しめる言葉が溢れてないでしょうか?

 

あまりに周りの状況が悪いと、あなたはいつでも休むことができません。

 

それが積み重なると、眠れない日が続いていきます。

②いつも緊張している

いつも心も身体も緊張してしまい、頭痛や肩こり、疲れやすさが出てきます。

 

それは、誰かを気遣わなくてはいけない、完璧な自分でいなければいけないなど、自分を追い詰める考えからきている可能性があります。

 

お風呂でリラックスしたり、好きなことをしてストレス発散をして楽になれば良いのですが、だんだんそれも難しくなってきてしまいます。

③意味もなく体調が悪い

微熱が出てきたり、身体が朝からだるかったりします。

 

病院で診てもらっても、特に変なところはなく、原因はわかりません。それでもなんとか身体は動くので、学校や職場にいきます

 

気づかないうちにまたそこでストレスを溜めて、中々癒すことができなくなってきます。

④人と関わらなくなる

休みの日はとにかく家で寝ていたくなります。

 

友達からの連絡も面倒くさく、中々返事もできなくなります。

 

好きなことにも興味がなくなって、とにかく人とあったり身体を動かすこと自体が辛く苦しい状態です。

 

家族と同居していても、その家族すら関わりたくないと部屋に篭るようになります。

 

ここまでくると、学校や会社に行くにも、とても苦しく辛い状況でしょう。無理せず、休むことも視野に入れることが大切です。

 

⑤日常生活に支障が出る

朝布団から出られず、空気を吸うだけで苦しい状態です。

 

頭も回らず、仕事で普通はしないミスを連発したり、悲しくもないのに涙が勝手に出てくるようになったりと、明らかに周りもあなたがおかしいと思うほどです。

 

また、悲しくもないのに「涙が流れたり」、言葉が詰まってしまったり、ここまできてしまったら、一番は「とにかく休むこと」です。

 

そして、専門機関に頼りましょう。

 

あなたは今、どのあたりでしたか?今の症状を見つめて、対処していくことが必要です。

 

悩みから抜け出して自分を生きていく方法

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①まずは休む

まずは、何も考えず、スマホもテレビも電源オフにし、とにかくぼーっと休むことが大切です。

 

家族やパートナーと同居しているのなら、買い物や日々の掃除も含めて、とにかく頼りましょう。

 

この時期は、ご飯を食べるのも、トイレに行くのも苦痛です。

 

このまま消えてしまいと何度も考える人も中にはいらっしゃいます、。

 

はじめの時は「休むこと」「寝ること」が自分の「仕事」なんだと、何度も自分に言い聞かせていきましょう。

 

②専門家に頼る

心療内科、精神科、カウンセリングなど、頼れるものはとにかく頼りましょう。

 

人間関係が苦手だったあなたが、誰かに頼るってどうしていいか始めは分からないかも知れません。

 

それで大丈夫です。

 

少しずつひとりで頑張ってきた自分を抱きしめて、愛してあげてください。

③自分を少しずつ愛する

今のままでは、また同じように人間関係で悩んで、苦しんでしまいます。

 

食事ができるようになってきたり、散歩ができるようになってきたら、あなた自身であなた自身を変えていくことも大切です。

 

ここで気をつけたいのは、今の自分がダメだから変わらなきゃ!ではありません。

 

今まであなたが選んだこと、やってきたことは、その時のベストだったんです。

 

なので、もう自分を責めることを辞めにしましょう。

 

少しずつ進んでいくためには、まず自分を大切にしていく方法を知ることが大事です。

 

そのことに関してまとめた記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。

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④生きていく道を見つける

自分を大切にすることができたら、何があっても立ち上がることができます。

 

これからあなたは何をしたいでしょうか?

 

復帰、転職、起業、独立、いろんな選択肢があります。

 

もし、何か違うかもと違和感を感じたら、いきなり大きく行動をすることではなく、小さくてもコツコツできることから始めることが大切です。

 

そして、自分に成長の機会を少しずつ与えて満たしていきましょう。

 

そのことについては、こちらの記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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⑤あえて人間社会から距離を置く

そもそも、あなたがどれだけ成長して変わっていっても、パワハラ、モラハラ、サイコパスや頭のおかしい人は基本変わりません。

 

この世の中には、「話しても話が通じない人」が一定数存在します。

 

変わらないからそこ、もうそんな人たちに構わず距離を置くのが大切です。

 

どうしてもすぐに環境を変えられない場合は、成功者や哲学者、あなたがこの人いいなという人の本を読んだり、動画を観たりしてみてください。

 

あなたはひとりではないのです。

 

成功した人たちも同じように苦しんだ過去があります。

 

だからこそ、そういう人たちの話を聞いて、周りに影響されないようにしていくことも大切です。

 

そして人間関係で苦しんだ誠実なあなたこそ、もっと幸せになるべきです。

 

誠実な人がもっと幸せになるべき理由

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①世界がもっと素敵な場所になるから

周りを差別せず、意見を尊重できるあなたのような人が増えれば、世界はもっと穏やかな場所になるでしょう。

 

あなたみたいな上司や先生、親だったら、部下や子供たちがどれほど救われるでしょうか。

 

ですので、あなたはもっともっと幸せになって良いんです。

 

それはあなただけのためではなく、世界が求めていることでもあります。

②自由に働ける時代だから

昭和、平成は、自分勝手に生きてきた人が権力を握ってきた時代でした。

 

でもこれからは違います。

 

令和の時代からは、もっと軽やかに、誠実な人がその人のままで成功する時代です。

 

昔は、60歳や65歳まで我慢して会社で働けば、年金を貰えて普通に生活することができました。

 

ですがこれからは、定年がどんどん延ばされて、70歳、75歳、もしかしたら今後80歳になるかも知れません。

 

そんな年齢まで頭のおかしい人の下で働けますでしょうか?

 

今や、会社や人間関係に縛られない自由な働き方ができる時代です。

 

インターネットを使って、世界中の人とすぐに繋がれます。

 

人間関係に誠実すぎて傷ついてきた人ほど、これからは一つの会社に縛られることなく、どんどん自由に生きていけます。

 

むしろ、自由にあなたは生きて良いのです。古い価値観に縛られた人たちにいつまでも縛られなくても良いのです。

③子供達のために必要だから

今の学校教育は、イギリスの産業革命の時代を基にしている、と言われいます。

 

もう150年くらい経っているのに、いまだに日本は変わっていません。

 

時代遅れの学校教育のために、いじめにあったり、苦しんでいる子供達がたくさんいます。

 

そんな子供達が電車に乗って、大人の様子を見たらどう感じているでしょうか?

 

死んだように無表情な顔をして、スマホ片手にどよーんとしています。

 

毎日人間関係に悩んで苦しく送る大人たちを見たら、その子達はどうでしょう?

 

将来こうなってしまうのかなと絶望してしまいます。

 

あなたがまず、あなた自身を信じて始めていくんです。

 

あなたの姿を見て、次の世代の子供達も勇気や希望が持てます。

 

人間関係で苦しければ、違う生き方ができる、そして誠実な人も幸せになれるっというのを示していきましょう。

自分にはできると信じれば

あなたはもう道半ばまで来ている

セオドア・ルーズベルト(アメリカ元大統領)

 

まとめ

人間関係に疲れた時は、まずは自分自身の身体と心の回復を第一にフォーカスするのが大切です。

 

何があってもあなた自身が大切です。

 

そこから、自分ができることを少しずつコツコツ続けていきましょう。

また、思い切り状況を変化させていきたいという方は、今までの人間関係を見つめ直し、時に「断捨離」をすることが必要です。

 

そのことについては、こちらの記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。