あなたの叶えたい生活とは、どんな生活でしょうか?
なんとなく会社員になって、彼女、彼氏と付き合い、結婚して、なんとなく歳をとって、「普通」に暮らすこと。
それも素晴らしい選択だと思います。
しかし、そんな「普通」に違和感を感じているのでしたら、あなたは本当の願望に沿って、生きていないことになります。
- 本当にやりたいことが見つからない
- 何をやっていいかわからない夢はあるけど、何度も失敗したりして中々叶わない
それは、あなたの魂から望む、本当の願望を見つけられていない、もしくは、自分で自分の願望を叶えることをブロックしているかも知れません。
では、本当の願望を見つけるために、まずは何をすればいいのでしょうか?
その前に、まずは願望という言葉の意味を、改めて認識し直していきましょう。
その意味を理解することで、何をしていけばいいのかが、後々理解することができます。
それでは、早速まいりましょう。
目次
本当の願望ではないことを追いかけている?
願望と似た言葉で「欲望」や「目標」という言葉がありますので、少しその意味を整理してみましょうのがあります。
ポイント
願望
人生であなたにしか感じることができない、あなたにしか手に入れることができない幸せのこと
欲望
動物の本能のままに行動し、手に入ったとしても満たされない偽の幸せのこと
目標
何か達成したいことがあり、それを叶えるために設定する具体的なゴールのこと
このように、微妙にその意味の違いがあります。
もう少し詳しく、言葉の認識を探っていきましょう。
願望とは
「願望」はあなたの魂から望むこと。本当の望みのことです。
あなた自身がそれを手にした時、誰かと比べることのできない幸せを感じることができます。
これは一般的に、会社で昇進したとか、試験に合格したとか、そういったことではありません。
場合によっては他の人から「え?そんなことで幸せなの?」と疑問にもたれるようなものでもあります。
会社員ではなく、派遣やアルバイトで生活していたとしても、その人が実は、海外へ旅行するのが「幸せ」ならば、その人はそれが「願望」なのです。
常識や一般的な"価値観"から判断せずに、自分にしか感じることのできない幸せを日々感じて生きることなのです。
これが願望を叶えて生きている人の特徴だと言えます。
欲望とは
「欲望」は特に、願望とは正反対なものです。
それは、自分の「外側」に幸せがある状態とも言えます。
例えば、お金が欲しい、いい服が買いたい、高級腕時計を手に入れたい、いい男性や女性と生活したい、高級ホテルに泊まりたいなどです。
それらを手に入れさえすれば、他人からちやほやされるなど、際限がありません。
勘違いしてほしくないことですが、お金を得ること、いい服、いい腕時計などを手に入れることを否定しているわけではありません。
それを手にする動機が「それさえ手にすれば」というマインドが問題なのです。
そのため、欲望を強く望む人は、仮にお金を10億円手に入れたとしても満たされることはありません。
なぜなら、周りと比べれば、10億円以上稼いでいる人もわんさかいますし、そうして他人と比べて嫉妬をします。
どれだけ手に入れても満たされない、それこそ追い求めるほど、生きていくやる気も失ってどんどん疲弊していきます。
これこそ、願望ではなくただの「欲望」なのです。
もし、あなたが今、やる気を失っているのなら、それは本当の「願望」なのか?それとも、ただ自分の価値を満たすた目の「願望」なのか?
それを一度、振り返る必要があります。
目標とは
「目標」とは、何か達成するために必要な、「目印」のことです。
例えば、あなたが海外留学を目指すとして、「英検1級合格」が最低条件だとします。
その時、「英検1級合格」は「目標」になります。
ですが、「英検1級合格」だけに囚われて、実は他の簡単な条件が見えなくなる場合があります。
仮に留学の条件が、「TOEIC700点」という場合あるし、単に「日本の大学で1年間学ぶこと」という場合もあるわけです。
「英検1級合格」に囚われすぎず、時には目標は柔軟に変えていっていいわけです。
さて、ここまでで願望、欲望、目標、それぞれの違いについてハッキリさせてきました。
あなたが今、なぜか上手くいかなかったり、やりたいことが見つからなかったりする原因はこのどれに当てはまるでしょうか?
もし、当てはまるものがなければ、次にあげることも原因として考えられます。
それは、誰かから刷り込まれた願望(洗脳されたこと)を叶えるために努力している可能性があります。
それを理解するにはまず、「顕在意識」と「潜在意識」を理解する必要があります。
まずは顕在意識と潜在意識を理解する
人間の意識には、2種類あると言われています。「顕在意識」と「顕在意識」です。
「顕在意識」とは、自分が考えていることや、やっていることを自分で認識できる、している意識のことです。
例えば、文章を考えたり、人前で何か発言する時など、意識して思考したりしゃべったり、また、慣れない仕事の項目を一つひとつチェックし行動するときもそうです。
これは私たちがまさに「意識できる・している」領域のことを指します。
一方
「潜在意識」とは、自分では認識できない「無意識」に考えていることややっている意識のことです。
身近なところだと、自転車に乗るとか、朝起きて歯を磨く、服を着替えるとか、ご飯を食べるとかです。
また、心臓を動かし血液を身体中に送ったり、腸を動かし消化し、栄養を取り入れるなど、これも「潜在意識」があるから機能しているわけです。
この2種類がある意識ですが、どちらが強力なのでしょうか?
それは圧倒的に「潜在意識」なのです。
95%が潜在意識で、残り5%が顕在意識と言われています。
ほとんどが潜在意識の働きで私たちは生きています。
これが願望実現にいい作用をする時と、中々変われない現実を引き寄せてしまう時があるのです。
人間にはコンフォートゾーンという「安全領域」があります。
身体がどんなに暑いところ、寒いところに晒されても、一定の36度前後に保つ力があるのと同じです。
潜在意識のこれが働き、今の人生を一定に保とうとする力が働くのです。
例えば
お金がない状態が「安全領域」と潜在意識が認識しているのなら
どんなにお金を稼いでも、宝くじで1等が当たっても、お金がない状態を作ってしまいます。
顕在意識では「やった!これで一生安泰だ!」と思っていても、
「潜在意識」では「これはやばい!危険だ!お金がない状態に戻さないと!」という意識が働きます。
これによって、いつの間にお金がない状態になってしまいます。
ということは、あなたが叶えたい願望があったとしても、それを叶えるのに相応しい自分だと思っていなければ、それは一生叶えられないのです。
まるでアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態です。
ここまで2種類の意識についてお伝えしていきました。
次の項目では特に、潜在意識のパワーを引き出して、あなたが望んでいる本当の願望を見つけていきましょう。
潜在意識のパワーを引き出して本当の願望を見つける
潜在意識は人間の意識の95%を占めていると、前項でお伝えしました。
この95%にあなたを幸せへと導くヒントがたくさんあります。
ここでは、あなたの本当の願望を見つけるということにフォーカスしていきます。
①叶えたいことリストの作成
用意して欲しいのはA4用紙の白紙、ペン、タイマー、この3つです。
また、騒がしい環境ではなく、ゆったりとできる環境も用意しましょう。
これから行うのは、5分間、ひたすらに「やりたいこと・叶えたいこと」をリストアップすることです。
ここでのポイントは、一切何も考えずペンの赴くままとにかくたくさんリストアップします。
また、箇条書きでOKです。
願望じゃなくても、欲望でも全然構いません。
とにかく自分が思いつけるだけ叶えたいことを吐き出していくんです。
ポイント
- 1億円が欲しい
- 人間関係に恵まれた職場に就きたい
- 世界一周旅行に出かけたい
こんな感じでもOKです。
20個、30個、40個と書き出していくと、ペンが止まってしまうタイミングがきます。
そこからがチャンスです。
止まったということは「顕在意識」がフリーズしてあなたの「潜在意識」へアクセスしにいっているということです。
ペンが止まった次の項目くらいからが「潜在意識=本当にあなたが望んでいる願望」ということになります。
意外なことがここで見つかるかも知れませんし、ああやっぱりこれを望んでいたんだなということがわかってきます。
②したくないことリストの作成
今度も用意して欲しいのはA4用紙の白紙、ペン、タイマー、この3つです。
また、騒がしい環境ではなく、ゆったりとできるところを用意しましょう。
そして今度は、5分間、あなたが望んでいない「嫌」なことをリストアップしていきます。
ポイント
- ブラック企業で手取り15万円以下で働くこと
- 通勤時間が1時間以上ある会社で働くこと
- ガミガミ言うパートナーと暮らすこと
などです。
今回はペンが止まっても大丈夫です。5分が経ち少し休憩したら、作業に取り掛かります。
このしたくないことリストを反転させるんです。
反転する
- 定時に帰れて、人間関係にも恵まれ、手取り25万円以上のところで働くこと
- 家の近くで働き、通勤時間20分以内のところで働くこと
- お互いがお互いを守って接することができるパートナーと暮らすこと
こんな感じです。
私たちは普段、ネガティブなことや嫌なことに目が行きやすくなっています。
ですが、自分が嫌に思うことはもしかしたら自分だけで、人が嫌に思っていることでも、自分はたいして気にしない場合も考えられます。
こうして自分が嫌な状況をリストアップし、それを反転させることで、自分が叶えたい願望を見つけることをしていきます。
是非とも、このワークも参考にしてみてください。
次に、ここでリストアップした本当に叶えたい願望を現実にしていくことにフォーカスしていきます。
潜在意識のパワーを引き出して本当の願望を叶えていく
最後に、あなたの潜在意識のパワーを最大に引き出し、願望を叶えていくことをしていきます。
前項でリストアップしていない方は、ぜひそちらをまずは行ってみてください。
①アファメーションを使う
アファメーションとは、肯定的宣言文といって、自分自身に対して行うセルフ洗脳とも言えます。
過去形、現在完了形で描き、それを声に出して読んでいきます。
ポイント
- 私は、経済的にも精神的にも豊かに暮らしています
- 私は、月収100万円以上を常に稼いでいます
- 私は、沖縄を拠点に世界中を旅しながら、ノマドワーカーとして働いています
- 私は、お互いを尊重し大切にしている心優しいパートナーと暮らしています
「〇〇しました」「〇〇しつつあります」「〇〇しています」などの言い回しで作ります。
また、自分が考えた文章をスマホのボイスメモで録音し、それをリピートで聞くことも有効です。
特に朝とか夜寝る前にぼーっとしている時に行うのがとても良いです。
②写真や映像を集めそれを眺める
自分が叶えたい願望の写真や映像を集めて、それを眺めて潜在意識に落とし込むことも大切です。
これもアファメーションと同じようにぼーっとしている時に眺めるのがポイントです。
必死に眺めたりして気合いを入れるとあまり良くありません。潜在意識よりも、顕在意識が大きく働いてしまうからです。
自分がいいなあと思ったものを見つけたら、雑誌などが手に入ればそれを切り取ったり、映像を編集したりして
自分だけの「マイリスト」を作成するのもおすすめです。
どの項目でも大切なのですが、それがすでに「叶った」という感覚でいると言うことです。
この世界は自分が出している波動が引き寄せ合うという法則があります
そうして波動が整ったら、努力や根性を使うのではなく、軽やかに行動するアイディアが思い浮かび、自然と行動にシフトすることができます。
ぜひ少しずつトライしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、あなたの本当の願望を見つけて叶えていくことをお伝えしてきました。
そのためには、顕在意識と潜在意識の2種類の性質を理解してまく利用していくこともお伝えしていきました。
どの事柄でもそうですが、人間が変わっていくためには最低90日間が必要になってくると言われています。
なので、途中で本当に叶うのか?と疑ったり、行動を途中で辞めてしまいたくなることもあるでしょう。
少しずつ変わっていければいいんです。ゆっくりと、着実に、コツコツと続けていきましょう。
ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。
↓↓↓
継続する力を高めて人生を積み上げるために大切な4つのこと
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。