人生を台無しにする可能性のある人を見極めて、その人との関係を断つことは、簡単な作業ではありません。
「話せばわかる」という言葉がありますが、残念ながら、話しても理解し合えない人も存在するのがこの世界です。
本記事ではまず、どのような人が危険人物なのかということを理解していきます。
特に、あなたの身近な友人や家族などの身近な人がこの危険人物だった時は、いち早く関係を断つことが大切です。
なぜなら、その危険人物たちはあなたを絞りカスになるまで痛めつけ、人生を破壊する邪悪な存在だからです。
あなたが今、人生があまりうまくいっていなかったり、病気や心の状態が悪かったりした場合、人間関係を振り返ることも大切になります。
人生を台無しにする可能性のある人を見極め、その人との関係を断つためのヒントをお探しの方は、ぜひ本記事をご一読ください。
目次
危険人物の特徴
危険人物は、その行動にいくつか特徴があります。
それは、過剰なプライドや自信、傲慢さを持っていて、権威に対して反抗心や反抗的な態度を示します。
また、自分勝手な思考回路があり、他人がどうなっても自分の利益だけを最大化するために行動しています。
そして、自分にとって邪魔だと認識した人や物事に対して、徹底的に復讐心などがあります。
一方、こういった人は、外面がよく、繊細なところ、優しいふりをすることが得意です。
ここでは、一般的に、心理学や精神学で言われている、そういった人の種類を、いくつか挙げていきます。
①サイコパス(Psychopath)
サイコパスは、他人の感情やニーズを理解しない、または自分の利益のためだけに、他人を利用したいと考えている人を指します。
彼らは他人からの好意や信頼を利用して、自分の利益を追求する傾向があります。
そのためには、偽って人に優しくしたり、騙したり、人を操って行動させたり、暴力などの悪行に関与することもあります。
普通は罪悪感を感じるような行為であっても、サイコパスの人は、決して罪悪感を感じることはありません。
むしろ、社会のために、この人のためにやったことだと、本気で考えています。
一見、社会に溶け込んでいて見分けが付きづらいことも特徴の一つです。
②ソシオパス(Sociopath)
サイコパスが、社会に溶け込んでいるのに対して、ソシオパスは、社会的な規範や法律に順応しない人物を指します。
彼らは、社会的な規則に縛られずに「自分の方針」に沿って生きています。
その行動や言動が他人に害をもたらすことがあります。
自分がどういったことをしたら、他人にどう影響を与えるということに理解がありません。
犯罪、不法行為、社会的な規範に違反する行動などに関与することがあります。
反社会的人格障害は、①②とは比べものにならいほど「病的」に人を社会を害します。
社会的な規範や法律に順応せず、他人の権利を無視することがある人を指します。
彼らは他人を欺いたり、詐欺や窃盗などの犯罪行為も、戸惑うことなく行うことがあります。
上記のような特徴がある人たちが、いわゆる人生を台無しにしかねない人たちです。
本来はこういった人たちの特徴は、もっと複雑なものであり、その人一人ひとりに特有の特徴があることもあります。
実際あなたが接してみると、論理的な説明はできないけれども、何か「違和感」を感じるもの特徴の一つです。
優しいかったのに、何かのきっかけで、突然態度が変わり、他人を過度に支配し、操り、抑圧することもあります。
どのような症状であっても、そのような人たちを見極め、あなたの人生から排除することが不可欠なのです。
危険な人と付き合い続けることの弊害
危険な人と付き合い続けると、深刻な事態に陥る可能性があります。
このような人は自己破壊的であることが多く、社会的に弱い立場の人に対して攻撃を加えていきます。
それは、一見犯罪行為に見えなくても、いじめやパワハラ、モラハラのように、あなたをただの「コマ」のように扱います。
そのような人に支配されると、あなたは「自分には力がない」と無気力になっていき、その「関係」からますます抜け出せなくなります。
これを「共依存」と言います。
共依存とは?
「共依存」とは、2人以上の関係において、一方が他方に対して依存すること。
その双方が互いに影響を及ぼすことを指す。
共依存関係は、通常、不健康なパターンを繰り返す傾向があり、
両者が自分自身を良くすることができなくなります。
例えば、アルコール依存者とアルコールを扱うパートナーがいるとします。
アルコール依存者はパートナーからの支援を必要としていますが、パートナーは依存者が暴力を振ったとしても、それに耐えます。
このような状況は、特に夫婦や恋人関係、親子関係などで見られることがありますが、仕事や友人関係などにも見られる場合があります。
共依存関係は、通常は療育やカウンセリングなどを通じて解決することができますが、
まずは、被害者の立場である人がその関係を「おかしい!」と気がつくところが最も大切です。
そうしなければ、あなたが社会的・精神的ストレスに陥って、うつ病やその他の精神疾患を引き起こす可能性もあります。
さらに、このような危険な人物は、常に注目を浴びることを求め、自分が注目の的であることを確認するために手段を選ばない傾向があります。
あなたがその魔の手から逃れるために、まずは自分自身や周りに起きている「異変」に気がつくことです。
関係を徹底的に断ち切る
はっきりと申し上げて、「話しても通じない人」危険人物を見つけたら、できるだけ早くその人物との関係を終わらせることが重要です。
メールやメッセージに返信しない、電話に出ない、あるいは連絡先リストからブロックするなどの方法が考えられます。
このような人たちとの関係が今後再開されないように、また、どのような形であれ、彼らと関わりを持たないようにすることが重要です。
危険な家族がいる場合は、安全をとり、「もう関わりたくない」という気持ちを明確に、かつ丁寧に伝えることが最も大切です。
残念ながら、親子だから分かり合えるとか、恋人だからきっとわかってもらえる、いつかあの人も変わるという「期待を捨てる」しかないのです。
解決が難しい場合は、専門機関に「頼る」ことも覚えておいてください。
まとめ
危険人物は、個人や人間関係に壊滅的な影響を与える可能性があります。
しかし、彼らの存在を認め、その典型的な特徴を理解することで、そのような人々を簡単に見分けることができ、これ以上損害を与える前に彼らとの関係を終わらせることができるのです。
もし、あなたの人生が人々によって脅かされるようなことがあれば、彼らとの一切の接触を断ち、距離を置くことが不可欠です。
また、近年は親子関係でトラウマを抱えている人が多くいます。
ぜひ、こちらの記事も参考にしていただき、あなた自身の人生を生きるための行動をしてほしいと願っています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。