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「薩摩の教え」から学ぶ行動を起こせる人になる方法

あなたは、「薩摩の教え 男の順序」というものをご存知でしょうか?

 

この教えは、薩摩の島津家に伝わる、人を評価するときの基準がおさめられています。

 

これは、今を生きる私たちにとっても、通じつものがあると感じます。

 

今回はこの教えから、自ら行動を起こし人生を良くしていく人すべての人ために、お伝えしていきたいと思います。

 

鎌倉時代から江戸時代まで長く繁栄していた秘密

まず、島津家は鎌倉時代から、江戸時代までの約800年間の間、ずっと続いてきた名家なのです。

 

当時の戦で不利な状況になり、何度か滅亡の危機に遭いました。

 

しかしその後、江戸時代に入ると琉球王国を支配下にしたり、幕府公認で中国との交易を繰り広げたりと、さまざまに活躍していた名家です。

 

こうしたいくつもの苦難を重ね、70万石を超える薩摩藩の藩主として栄えるまでになった秘密とは、いったい何だったのでしょうか?

 

それが以下の「薩摩教え 男の順序」という教えです。

※「男の順序」となっていますが、今でいうところの"人材"や"人としての道"というイメージです。

 

 

尊重されるべき順序

  1. 何かに挑戦し、成功した者
  2. 何かに挑戦し、失敗した者
  3. 自らは挑戦しなかったが、挑戦するものをを手助けした者
  4. 何もしなかった者
  5. 自らは何もしないが、批判だけをする者

 

このような精神的なことが、当時から大切にされていたということ、そしてこれら教えをもとに、実際に800年にも渡り名家として栄えた秘密がここにあると感じます。

 

次に、それぞれの教えに込められた"教訓"を詳しく探っていきましょう。

 

それぞれの教えに込められた"教訓 "

①「何かに挑戦し、成功した者」はもちろん尊重されるべき

多くの人は、現状維持をすることにフォーカスして、何か新しいことに挑戦することをためらってしまうものです。

 

それは、失敗したらどうしよう、失敗して誰かに笑われたら恥ずかしい、などの内面的な思いに縛られてしまっているからです。

 

その葛藤を断ち切って、新しいことに進んで挑戦し、なおかつ成功をする人は、もっとも尊重されるべき存在なのです。

 

いつの時代でも、挑戦することにフォーカスして行動すること自体が、素晴らしいということです。

 

②「何かに挑戦し、失敗した者」も行動した時点で素晴らしい存在

何か新しいことに挑戦し行動したとしても、100%は保証されているわけではありません。これは「パレートの法則」という別名「80:20の法則」にも当てはまります。

 

100人が何か新しいことに挑戦したら、そのうち20人は成功し、残りは失敗する。と言ったものです。

 

ですが、今回残念ながら成功する20人に入れなかったとしても、次のチャンスが巡ってきた時に、挑戦し行動し続ける人は、必ずどこかのタイミングで「成功」を手にします。

 

挑戦しても失敗した人を2番目に置く理由は、ここにあると感じます。

 

③「挑戦するものを手助けすること」も大切な生き方の一つ

自ら挑戦をしなくても、挑戦する人を手助けする秘書、助手、参謀的な人も、大切な生き方の一つです。

 

多くの成功者は、決してひとりだけで成功したわけではなく、こうした「支える人」の存在があったからだと感じます。

 

また、自分が一流のスポーツマンや芸術家で活躍できなくても、指導する立場になって才能が発揮される人もいます。

 

こうした人の存在も大切な存在なのです。

 

④「何もしない」状態とは、現状維持ではなく衰退

何もしないし、選びもしないという状態は、一見現状維持で良さそうに思いますが、変化が激しい時代では、「衰退」を意味します。

 

まるで、水を溜めた池の水が、流れがないばかりにどんどん澱んでいくような感じです。

 

その池の水は、気がついたら汚れてしまい、そこにはヘドロが溜まっていきます。

 

このように、何もしないということは、自分の命を止めてしまっている状態なのです。

 

ただ、間違えてはいけないのは、時には「何もしない時期」もあっていいということです。

 

これは、あまりにも過労や精神的に疲労が重なって、何もできなくなっている状態ですので、しっかり休養が必要です。

 

それはある意味、「次の戦い向けて積極的に休む」ことをすることなので①か②に当てはまると感じます。

 

⑤「自らは何もせず、批判ばかりすること」は毒を撒き散らす存在

残念ながら、こういう批判ばかりする人は、どの世界にも存在しています。特に、ネット上の掲示板などでは、成功している人や挑戦している人に向けて、言葉の暴力を撒き散らしています。

 

こういう人は、毒にしかならない存在です。ですが、本人はそうしなければ生きられない状態になってしまっているのです。

 

私たちがこういう人の影響を受けないようにするには

 

・無視する

・相手にしない

・距離を置く

・相手の幸福を祈る

 

このことくらいです。また、こういう人と一緒にいると、あなたもその"波動”と同調してしまうので、距離を置きましょう。あとは、その人が気づくまで祈ってあげるくらいです。

 

番外編「自らは何もせず、批判し、人の足を引っ張る者」も世の中は存在している

いくつか資料を拝見したところ、6番目の「批判した上に、人の足を引っ張る人」もいるとのことでした。

 

確かに世の中には⑤の人より、この6番目の人が増えてきたように感じます。

 

パワハラやいじめを平気でしてくる人や、人のことをモノとしか思っていない人など、本当に同じ人間なのか?と思うようなことが実際に起きたりします。

 

こういったサイコパスな人とは徹底的に距離を置くこと、そして、あなたがそういう人を引き寄せない波動でいることも大切です。

 

"とりあえずやってみる精神"で行動していく

あなたが何か新しいことをやってみたい、私はこれに挑戦したい!と直観や魂が叫んでいるのでしたら、その声に従って行動していくのみです。

 

多くの成功している人はこの「とりあえずやってみる精神」で行動している人が多いのです。

 

これも先のパレートの法則で例えることができます。

 

100人いたら、挑戦する人は20人だけです。そして薩摩の教えでは「挑戦した者はすでに成功している」とも言い換えることができます。

 

何か行動を起こしただけで、あなたも上位20%の成功者なのです。

 

ぜひ、少しずつでも、1mmでもいいので、小さい行動を積み重ねていきましょう。あなたの未来はより良くなっていきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、「薩摩の教え 男の順序」から学ぶ行動することの大切さをお伝えしていきました。

 

「でも〜なかなか行動できないんだよね〜」という方は、プライミング効果という心理効果も取り入れてみてはどうでしょうか?

 

詳しくはこちらにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
"プライミング効果"で人生を変えていく習慣作りをする

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

 

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