あなたは今、自分の人生に対して、何か物足りなさを感じたり、虚しさを感じて落ち込んでいないでしょうか?
もし、こうした「なにか足りない感じ(欠乏感)」を感じているのなら、この世界に2種類の力をエネルギーを上手く活かせていないのかも知れません。
それが男性性エネルギーと女性性のエネルギーです。
今回の記事では、この私たち自身に流れている2種類のエネルギーを理解して、そして人生に活かしていく方法をお伝えしていきます。
読み進めていくことで、目には見えないけれど、そこに存在する力を活かして、人生が満たされるようになってきます。
あまり難しく考えず、楽〜に読み進めてみてくださいね。
目次
男性性と女性性の違いとは?
2種類の違いをお伝えする前に、まずこの宇宙自体が、「男性性エネルギー」と「女性性エネルギー」でできています
例えば、太陽の周りを地球が回ってるのは、地球が進もうとする力(男性性)と、太陽が地球を引き寄せる力(女性性)が、良いバランスを保っているからです。
このように、身体的な男女の違いではなく、あくまで「エネルギーの種類」と捉えてみてください。男性でも女性性エネルギーを持っていて、女性でも男性性エネルギーは必ずあります。
それでは早速、それぞれの特徴をつかんでいきましょう。
①男性性エネルギーの特徴は「足し算」
まさに男性性エネルギーはその名の通り「足し算」です。
・積み上げる
・足していく
・外側へ放つ
・跳ねのける
・努力、根性、忍耐
・達成する
・自立
・手段・目標
このような特徴があります。ちょっと難しい話をすると、日本は戦後、焼け野原になり、何もかもなくなりました。
そこから、今現在の状況まで立て直し、先進国の仲間入りにしたのも、私たちのおじいさま、おばあさまが作り上げてくださったおかげです。
何もない状態から形ある状態へ、まさに男性性エネルギーでこの社会を作り上げたわけです。
このように、男性性エネルギーの特徴は、足りないものや不足しているものを、満たされた状態にしていくことにあるのです。
それでは、これとは反対に女性性エネルギーの特徴を見ていきましょう。
②女性性エネルギーの特徴は「引き算」
まさに女性性エネルギーはその名の通り「引き算」です。
・手放す
・余分なものを引いていく
・内側へ引き込む
・引き寄せる
・今ここあるがままを感じる
・受け入れる
・依存
・意図・目的
このような特徴があります。人が「幸せだな〜」と感じる感覚も、この女性性があるおかげなのです。
今例えお金がなくても、きれいな空気があり、蛇口をひねれば水が出てきて、夜には電気で明るく暮らせる、という感覚で、今あるものに目を向けていくようなエネルギーです。
そして、私たちが赤ちゃんだった頃、女性性をたくさん発揮して、親などにお世話をしてもらっていたと思います。
「依存」というとネガティブなイメージを持つ人もいますが、私たちが生きていく上では、とても大切なことなのです。
このように、女性性エネルギーの特徴は、今満たされているものをたっぷり味わっている状態にあるのです。
では、このエネルギーがどっちかだけに偏ってしまったら、どうなってしまうのでしょうか?
男性性や女性性だけに偏ると起きる出来事とは?
①男性性に偏りすぎと「燃え尽きる」
今、日本はものに溢れていて、食べるものも、住むところも、目に見えるところでは困ってはいません。
本来ならもうそんなに頑張らなくて良いはずなのに、何か「心」が満たされていません。
その「心」の穴を埋めようと、他人のために頑張り過ぎたり、長時間労働をして頑張ったり、自分のダメな部分ばかりに目を向けて頑張り続けます。
次第に、頑張るためのガソリンがなくなっていき、「燃え尽きて」しまうのです。
このように、男性性だけで人生を歩んでいくと、努力や根性などの頑張りだけでは対処できない問題で溢れてきます。
ですが怖がらなくて大丈夫です。後ほど活かしていく方法をお伝えします。
では反対に、女性性だけに偏りすぎると、どうなってしまうのでしょうか?
②女性性に偏りすぎると「人生の流れが止まる」
一言でお伝えすると「自分では何もできなくなる」
これが女性性に偏りすぎた状態です。そして、何か特定の人やもの、占いなど、自分以外の誰かがなんとかしてくれると依存して、自分からは何もしない、できない状態になるのです。
また、自分の人生が悪くなった時、自己責任ではなく、そういった依存する人やものせいにし続けます。
いつも人から「もらうこと」しか考えられないので、人生の流れが止まってしまうのです。
ですが安心してください。多くの方は、私たちの多くは、女性性ではなく、男性性に偏りがちなのです。
なぜならば、日本社会がそもそも「男性性エネルギー」を使って作られてきたからです。
そして、「心」とか「内面」を置いてきぼりにした結果、精神的に病んでしまう人が増えてきています。私自身も、心を病んでしまった時期がありました。
今は、日本全体で考えたとしても、この2種類のエネルギーを考える時なのかも知れません。
それでは、この2種類のエネルギーをバランスよく統合して、人生に活かしていくには、どうしたら良いのでしょうか?
次にそのステップをお伝えいたします。
男性性と女性性を統合していくステップとは?
①自分の現在地を知る
まずは、今自分はどっちに偏りがちなのか、現在地を知りましょう。
これはもしかしたら、仕事面とか、人間関係の面とか、分野によって違う場合があります。
例えば、仕事では長時間バリバリ働いている人は、家では家族に甘えて(依存して)威張り散らしているかも知れません。
人間関係の面では、バリバリ人と交流したりリーダー役をしているけれど、仕事ではあんまりやる気がなくて、いつも人にお願いしているかも知れません。
このように、現在地を知る上で、分野分けをしてみましょう。
・仕事
・人間関係
・お金
・人生全体
大きくこの4つに分けると良いでしょう。
このように自分の偏りがわかったら、日常でできることをコツコツ続けていくのです。
②男性性に偏っている場合の日々の過ごし方
以下は、それぞれの行動の目安になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事
・積極的に人に頼る
・残業を減らす
・積極的に人に相談する
人間関係
・人に頼ることは迷惑ではないと理解する
・自分の思いを共有する
・他人の機嫌よりも自分の機嫌を取る
お金
・お金以外の大切なものにも目を向ける
・誰かにプレゼントされることに慣れる
・お金を受け取ることに慣れる
人生全体
・完璧主義を手放す
・自分に優しくする
・ぼーっとする時間を作る
このように、「受け取ること」や「自分に優しくすること」に意識を向けていきましょう。
③女性性に偏っている場合の日々の過ごし方
以下は、それぞれの行動の目安になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事
・新しいチャンスがあれば積極的にチャレンジする
・困っている人の手助けをする
・将来のビジョンを思い描く
人間関係
・自分の意見を発する
・積極的に人と関わってみる
・誰かをリードしてみる
お金
・経済的なことにも目を向ける
・誰かにプレゼントをする
・お金を快く支払う
人生全体
・自分の人生を生きると決める
・何か自分のことを発信してみる
・自分に力があることを思い出す
このように、何か自分から「発信すること」に意識を向けてみましょう。
ここまでで、お気づきのように、ずっと男性性で生きてきた人は、その逆の受け入れることや、今あるものを見つめ、女性性ばかりで生きてきた人は、その逆の自分から行動していくことに「意識の向きを変える」のです。
また、時々自分自身の現在地点を点検して、意識の向きを修正しながら生きることで、人生を創造していけます。
ぜひ、少しずつ変化をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、男性性と女性性のそれぞれエネルギーを理解して、人生を創造していく方法をお伝えしていきました。
もちろん少しずつ進んでいくことが大切です。なぜなら、人が変わるのには90日間と言われているからです。
何より、何ヶ月何年と積み重ねてきたものを、たった2、3日でガラッと変えることは難しいのです。そこで継続する力が大切になってきます。
詳しくはこちらの記事で書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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継続する力を高めて人生を積み上げるために大切な4つのこと
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。