引き寄せの法則を願望実現に活用していくために、量子力学の知識はとても役に立ちます。
前回は、波動・周波数の重要性についてお伝えしていきましたが、今回はその波動や周波数を"極限まで高めていく方法"をお伝えしていきます。
前回の簡単な復習です。
この世の中にあるものは、全て振動している
その波動が現実に影響を与えている
そして周波数をなりたい自分や未来に調整することで、願望を引き寄せる
簡単にまとめるとこのような感じです。前回の記事をまだお読みではない方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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引き寄せの法則を活用するために最低限知っておきたい量子力学の知識【波動・周波数編】
それでは早速、極限まで願望実現をすることをお伝えしていきます。
目次
引き寄せを邪魔する"ブレーキ"を外す
引き寄せの法則を、車のアクセルとブレーキに例えてみましょう。
あなたが波動を整え、なりたい自分の周波数で生きていたとします。ですが、時々、この波動を乱したりして、中々願望が実現しないことが起きます。
この時、せっかく波動や周波数を整えても、乱す思考や行為をしているため、願望実現に"ブレーキ"がかかってしまっているのです。
まずは、そのブレーキのことを理解し、外すことをすることで、極限まで引き寄せの法則の作用を引き上げることができます。
そのブレーキの正体と、対処法を早速お伝えしてまいります。
①自我(エゴ)の性質を理解する
まず、私たち一人ひとりには、自分の存在時代を守る機能=自我(エゴ)があります。
これは、私たちが大昔、洞窟などに住んでいた時の名残りです。
不安や恐怖、心配を敏感に感じとり、自分の身の危険を守ろうとします。ですので、慣れ親しんだものには安心感を覚え、目新しいもの、なれないものに不安を覚えます。
引き寄せの法則を人生に取り入れる時も、それが起きてきます。
例えば
・〇〇べき思考
・親として〜上司として〜社会人として〜思考(役割)
・努力や根性をしなければ幸せになれない
などなど、こういった考えは、昭和・平成と長く日本人の心に染み付いてしまっているのです。そしてこういった波動状態が当たり前になっています。
あなたも例外ではありません。こういった思考を続けながら、引き寄せの法則を取り入れようとしても、中々上手くいきません。
ですので、令和時代からの生き方として、昭和・平成脳から脱洗脳をする必要があります。
そのためにはまず、マインドフルネス瞑想や、心理学の「ABC理論」を活用し、思考や感情に左右されない生活をしていくことが大切です。
それに合わせて、テレビやSNSを観ることを極力避けましょう。なぜなら、テレビは広告媒体としての役割があり、視聴率を稼ぐために放送しているからです。
そして、その視聴率を稼ぐために、人に"不安"や"恐怖"のニュースばかりを流していきます。
それはとても強力な洗脳なのです。ですので、脱洗脳するためには、私たちの自我(エゴ)を刺激してくるものを遠ざけることが大切です。
②ホメオスタシス(恒常性)の性質を理解する
この地球が太陽から一定の距離を保っているように、体温が一定を保っているように、私たちの周りは、物事を一定に保とうとする力が働いています。
これをホメオスタシス(恒常性)と呼びます。
引き寄せの法則を生活に取り入れた始めの段階は、今まで慣れ親しんでいないことをするのですから、もちろん思考や感情は抵抗をするわけです。
ですので、始めは「そういうものだ」と思って、コツコツとできることから始めていきましょう。大体人が変わっていくのに「最低90日間」かかると言われています。
新しい波動をあなた自身に馴染ませるのために、少しずつが大切です。
ここで注意することは、いきなり大きく現状を変えようとしないことです。例えばいきなり引っ越ししたり、仕事を辞めたりすると、その反動・逆の作用が働くからです。
ですので、少しずつ取り入れていくことが大切です。
③自己否定から自分を解放する
自己否定は自己破壊だ!
すべてのひとは特別であり
すべての時は黄金である
ニール・ドナルド・ウォルシュ(アメリカの作家)
自分で自分を否定している時、私たちの内側では、とてもドロドロとした感情が渦巻いています。そして波動状態も荒く低くなっています。
「どうせ何をやってもダメだ」
「何をしても自分に価値がない」
そういう思考に陥ってしまうと、生きるエネルギーが漏れてしまい、あなたの人生を創造することができなくなってしまいます。
ですので、少しずつ自己否定を手放していくことが大切です。
ここで大切なのが、全て完璧に治す!というよりは、1ヶ月前は100あったものが、今は95に減った、という具合に少しずつ手放していくことです。
この手放す方法に関してはこちらの記事を、ぜひ参考にしてみてください。
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自己否定を手放して新たに人生を歩み出すための3つの方法
ここまでで、引き寄せの法則を邪魔するブレーキについてお伝えいたしました。ぜひ少しずつ生活に取り入れて、ブレーキを外していきましょう。
それでは次に、現実が変わっていくサイクルを掴んでいきましょう。
現実が変わるサイクルをつかむ
①エネルギー漏れから創造エネルギーへ
前述の、ブレーキを少しずつ手放していくと、今までエネルギー漏れをしていた状態から、そのエネルギーを自分の人生へシフトチェンジし始めます。
そのため、まずはこのステップから取り掛かると、波動や周波数も整いやすくなるでしょう。
②波動・周波数が整い始める
ここで大切なのは、なりたい自分を想像しているだけではなく、実際に自分が"すでに"成功している感覚で居続けることが大切です。
引き寄せの法則は、占いやおみくじ、何かにお願いするものではなく、「波動同調の法則」と言えるからです。
「同じ波動のものが引き合う」
量子力学の視点から見ても、これは大切な考え方です。覚えておいてください。
③願望実現に必要なものや人や情報が引き寄せられる
思考や波動、周波数が変わってきた結果、あなたが現実世界に映し出されるものが、違って見えます。
今まで気がつかなかった情報やもの、必要な人間関係が引き合い、まさにあなた自身が引き寄せている状態を実感できるようになります。
④思考が変わり行動が変わった結果、現実が変わる
そして最終的に、引き寄せたものを活用し行動が変化し、実際の現実も変わっていくのです。
この①〜④までのサイクルを繰り返していくことで、どんどんあなたの振動数が高まっていきます。
そして、振動数が変化したあなたからは、高い波動や周波数状態を保つこととなり、あなたの現実は変わってます。
気がついた時にはまさに、「引き寄せの法則」で人生が変わった!と実感するでしょう。
さて、ここまでで、4つのステップをお伝えしました。最後に最も重要な、光と闇の統合についてお伝えします。
光と闇の統合をする
量子力学の【仕組編】でもお伝えした、二重スリット実験だったり、粒子(電子やアップクォーク、ダウンクォーク)の振る舞いを思い出してください。
私たちが観測するまでは、その振る舞いは確定していません。しかし、観測をすると、その振る舞いが決まります。
これは私たちの人生の中にも引き起こります。
粒子の動きの一方が"右回り"と決定すれば、それに対応する粒子の動きが"左回り"に決定するのと、全く同じことなのです。
光を見続ければ、闇も同時にやってきます。光と闇は二つで1セット。
これこそ「お試し期間」「揺り戻し」ということです。
波動や周波数が変わり、人生のステージが一気に跳ね上がるタイミングで、この現象が起きます。
これは健康面に出る人もいれば、直接お金に関わること、人間関係に現れる人もいますが、多くはその人の最も「弱い」と感じる部分に出ると言われいます。
ですが安心してください。
このお試し期間はある意味、あなたに「本当に次のステージにいくのか?」と宇宙があなたに問ている期間であり、ある思考や感情をと言いれることで、この期間を乗り換えることができます。
それが「感謝の波動」です。
そして、多くの偉人や著名人は、この「感謝」をとても大切にしているのです。
〜感謝の偉大さの例〜
感謝は最大の徳であるだけでなく
全ての徳の源である
ルクス・トゥッリウス・キケロ(政治家)
感謝は、過去を意味あるものとし、
今日に平和をもたらし、明日のための展望を創る
メロディ・ビー(作家)
あなたは決して一人でやっているのではない
必ず何かしらの力が応援してくれている
ジェームス・スキナー(作家・コンサルタント)
また、この世界で一番高い波動がこの「感謝の波動」とも言われています。あなたは普段から「ありがとう」を周囲へ伝えているでしょうか?
コンビニの店員さんに会計時「ありがとう」と伝える
人から何かされた時に「ありがとう」と素直に伝える
そして、実際に言葉にしなくても心の中で、いつも「感謝の想い」を抱いて過ごすのです。
道ゆく人の「幸せ」を願ったり、今日も自分の住んでいる街がゴミで溢れずキレイなのも、清掃員の方がいらっしゃるからありがたい!と感謝を心で伝えたりするのです。
そうすると、こういったお試しの期間であっても、波動があまり乱されず、むしろ安定してきます。
そして、自分が成功し幸せになった時に、全部自分実力だ!すごいだろ!と驕らず、謙虚な気持ちで周りから応援される成功者になっていくわけです。
光と闇の統合は、これだけシンプルなことなのです。
ですが、どうしても嫌なことがあると、人のせいにしてみたり、自分をまた否定してみたり、自分から波動を下げることをしてしまいます。
せっかく引き寄せたものを台無しにしてしまったり、壊してしまうのは非常にもったいないことです。ですので、いつも「感謝の波動」を意識してみてください。
また、もし負の感情や思考に支配されそうになったら、紙とペンを用意し、そこに鬱憤を思う存分吐き出してください。
これもある意味、感情や思考のデトックスで、闇側を「あえて」見ることで、自然と光の方へ進んでいける方法です。
その紙は、書いたらどこか人の見えないところにしまうか、捨ててしまって構いません。
ぜひ、普段から光と闇の統合も取り入れて生活していってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事で3部にわたって、引き寄せの法則と量子力学の知識をまとめました。
ぜひ、何か困っこと、わからないことが起きたら、この記事などをもう一度読み直してみてください。その度に新しい気づきが生まれるはずです。
ここまでの記事の一覧はこちらです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。