スピリチュアル 心理・成功

引き寄せの法則を活用するために最低限知っておきたい量子力学の知識【仕組編】

2022-11-27

スピリチュアルで言われてきた"引き寄せの法則"と、科学的な視点から見た"量子力学"が、実は密接に関わっているということが、近年になって理解されてきました。

 

すでにこの記事に辿り着いたあなたなら、そのことはご存知かと思います。

 

共に人間の目では"見えない力"をスピリチュアルな視点から解釈するか、もしくは化学的な視点から解釈するかの違いです。

 

そして、どちらの視点から解釈するにしても、実際に私たちの現実が変化しなければ、ただの宝の持ち腐れの知識になってしまいます。

 

そこで、今回この記事では、引き寄せの法則の力を最大限活用するため、最低限知っておきたい"量子力学の知識"をいくつかご紹介していきます。

 

※ご了承していただきたいのは、私は決して量子力学の専門家ではありません。ですので、あくまで人生をより良くしていくための知識と思って、読んでいただけたら幸いです。

 

それでは早速まいりましょう。

 

物質の最小単位"素粒子"の性質を理解する

まず、私たちの身体や物質を細かく分けていくと、下記のように細かくなっていきます。

 

 

物質

物質に関してはお伝えするまでもなく、普段私たちの目にも見えて、手でも触れることができるものです。

 

分子

物質を少し細かくしていくと、いくつかの分子から構成されているとわかります。このように、分子は、ある原子同士が結びついたものです。画像では"水分子"を現しています。

 

H→水素原子が一つ

O→酸素原子が二つ

 

原子

原子は、分子を構成する原子物質の一つで、中心の"原子核"とその周りを"電子"が"波動状態"、もしくは、"周回している状態"で存在しています。画像では"水素原子"を現しています。

 

波動状態と周回している状態は、後ほどお伝えします。

 

原子核

原子の中央を原子核と言います。この原子核には、"陽子"と"中性子"に分けることができます。

 

素粒子(クォークなど)

陽子と中性子をより細かく分けると、いろんな種類の"素粒子"が存在します。画像では、アップクォーク、ダウンクォーク、そして電子(レプトン)も素粒子の一つです。

 

このように、私たちを最小限に細かく分けていくと"素粒子"まで行き着きます。そして、先ほどお伝えした"電子"の波動状態と周回している状態というのが、ここでのポイントです。

 

電子というと、原子の周りを規則的に回っているイメージをもちますが、実は普段は、原子の周りのどこにあるのか、よくわかっていないのです。それはまるで、"モヤ"ような状態です。

 

 

原子の右側にも存在しているかもしれないですし、左側に存在しているかもしれないという、曖昧なものなのです。

 

ですがこの電子を私たちが観察(観測)を始めると、モヤの曖昧な状態から、ピタッと"ここを回っています"という風に、場所が確定するのです。

 

まるで私たちに意識されて、その振る舞いを変えているかのような感じです。

 

ということは、私たちの観察(観測)するという行為が、物質の素となっている原子の状態を変えているとも言えます。ここが大切なポイントです。

 

これは電子に限らず、もっと細かい素粒子(アップクォーク、ダウンクォーク)も同じように、観察した途端に、回転の方向が変わったりするという現象が起きます。

 

次に、あの有名な"二重スリット実験"を改めておさらいしてみようと思います。

 

二重スリット実験で紐解く"観測"の影響とは?

私たちが普段目にしている"光"も"光子(こうし)"という光の粒子からなっています。正しくは、粒子状態でもあるし、波動状態であるとも言えます。(前述の電子や素粒子と似たようなものです)

 

まずは、このように光源と、スクリーン、そして二つの空間を仕切る板を用意します。この板には二つの縦型線が空けられています。

 

この光源から発する光がスリットを取り抜けた後、スクリーンにはどのような模様が出来上がるのでしょうか?

それは、私たちが「観測をする」「観測をしない」で全く違う模様がスクリーンに映し出されるのです。

 

 

このように、一切「観測をしない」場合は、まるで波が岸に打ち寄せて、その波紋がスクリーンに映し出されるようになります。

 

この場合、光が「波動状態」になっていると言えるでしょう。では、私たちが観測をする「行為」をすると、今度はどのように変化するのでしょうか?

 

 

実は、観測するという「行為」によって、波動状態だった光が、まるで粒の役割になったように、模様が変化してしまうのです。

 

そこで今度は光ではなく、電子銃で電子(粒子)を一つずつ発射したら、どのような模様になるのでしょうか?

 

"電子銃"による二重スリット実験の結果は?

今回もなんと、私たちが「観測をする」「観測をしない」で全く違う模様がスクリーンに映し出されるのです。

 

観測をしない場合、粒を一つひとつ打ってのにも関わらず、スクリーンに映し出されるのは、光の時と同じように「波状の模様」だったのです。

 

今度は、観測をしていきましょう。そうするとこのようになります。

 

今度は「観測をする」ことによって、粒子が粒の振舞いをしたため、スクリーンには2本の縦模様が映し出されました。

 

なぜこうなってしまうのかは、科学者の間でも意見が分かれているとのことでした。(当然、私にもよく理解ができません...)

 

ですが、一つ言えることは、私たちが「観測する」という行為を通して、物質の最小単位である「素粒子」に影響を与えているということです。

 

言い換えると、私たちが考えたり感じたりしたことなどの「意識や無意識」が、現実世界に変化を与えるということです。これがまさに、「思考は現実化する」や「引き寄せの法則」の科学的な視点なのではないでしょうか?

 

今あなたの周りの現実が、思っている現実と違っているのなら、今までの"意識"がそういう現実を作っていたのかも知れません。

 

しかし、逆を言えば、これから意識や行動を変えていけば、どんな願望も実現できる可能性があるのです。

 

もうだめだ...

人生終わりだ...

 

例えそう思えていたとしても、意識の力を上手く使いこなせるようになれば、目の前の現実が徐々に変わり始めます。

 

それはまるで、量子一つひとつが振る舞い方を変えるように、あなたの現実も変わり始めるのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今まで、ただなんとなく感じていたスピリチュアルでの"体験"や"願望実現"は、こうした科学的な視点からでも十分に理解することができます。

 

ここで出てきた"波動状態"や"粒の状態"などの用語は、次回でより詳しくお伝えしていきます。

 

なんとなく"波動"や"周波数"という言葉を似たように使っていますが、この違いを理解していくことで、あなたの引き寄せ力がみるみるうちに上がっていきます。

 

そして、なぜ「好きなことをする」や「ワクワクすることをする」など、感情が大切になってくるのかも含めて、お伝えしていきます。
↓↓↓
引き寄せの法則を活用するために最低限知っておきたい量子力学の知識【波動・周波数編】

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。次回もお楽しみください。