なぜ、こんなに頑張っているのに、お金を稼げないのだろう?貯まらないのだろう?お金を手にしたとしても、いつの間にかなくなってしまうのだろう?
多くの方は、なぜそのような状況に陥っているのでしょうか?それは、私たちの潜在意識に埋め込まれている"お金に対するマインドブロック"が原因なのです。
私たちは日常を頭で考えて自分自身をコントロールし、自分の人生をコントロールしていると思っていますが、それはあまりいい考えではありません。潜在意識は私たちの95%以上を占めていると言われているからです。
そしてこの潜在意識の中に、お金を持ってしまってはいけない、私は豊かになれないなどの思考が眠っていると、当然、普段の生活でも豊かとは逆の方向へ、無意識に行動してしまうのです。
今回は、私たちに根深く入り込んでしまっている、そんな"お金のマインドブロック"に関してお伝えしていきます。
そして、そうなってしまう原因をまず理解し認識すること、そしてどのようにブロックを外して豊かになっていくのかを、紹介していきます。
読み進めていくことで、あなたもお金のマインドブロックが外れ、豊かに生きていくための道を歩くことができます。それでは早速参りましょう。
目次
お金のマインドブロックの原因とは?
①「お金を持つと不幸になる」というマインド
私たちはお金に対して、多かれ少なかれ、ネガティブな思いを抱えています。特に、小さい頃、両親がお金のことでケンカをしていた、お金のことでトラブルに遭ったなど、人生で起きた不運ことにプラスお金が絡んでいる場合は、要注意です。
本来、お金にいい悪いもないのですが、こうしたマイナスの感情がこびりついていると、お金に関わると、お金を持つと、またあの時の"嫌な感情を味わってしまう"と無意識に持つことを避けてしまうのです。
ですので、小さい頃にこういったことがなかったか、少し振り返る時間を持ってみましょう。認識することができたらな、そこからそれらを手放すこともできるからです。
②「お金持ちは汚い卑しい人」というマインド
私たち日本人は特に、「お金持ち=悪い人」というイメージが少なからずあります。それは、テレビドラマ、特に時代劇などに出てくる場面がこびりついているのです。
そういったドラマでは、陰でこそこそ悪いことをしているのは、大体がお金にがめつい商人で、それをやっつける正義の貧しいヒーローという具合にです。
また、現代でもテレビの報道では、〇〇会社の社長が脱税したなど、徹底的にお金持ちを叩く風潮もあります。
ですがよーく考えてみてください。お金持ちの人が全員、悪い人たちなのでしょうか?お金持ちの人が全員、庶民をいじめているのでしょうか?
報道された悪い人が、たまたま"お金持ちだっただけ"です。
お金を持っていない人も、悪いことをする人もいますし、お金持ちの方でも、知られていないだけで慈善事業をされている方も、多くいます。
ドラマやテレビの報道が何を報道しているのか?というのに注意しなければいけません。
③「お金がないことは当たり前」というマインド
この宇宙にも、私たち自身も、現状を維持しようとする働きがあります。それをホメオスタシス(恒常性)と言います。
太陽の周りを地球が一定の距離を回っているのも、私たち人間の体温が一定の36°に保ってくれるのも、このホメオスタシスのおかげです。
これは何も目に見えるものだけではなく、私たちの心の中にも作用しています。お金がない状態がずっと続いてしまうと、それがあたかも"当たり前"のように維持してしまうのです。
その証拠に、宝くじの一等に当選した人の8割前後が、数年後に自己破産したり、以前よりも資産を減らしていると言われています。
このように、私たちは、知らず知らずにこうったマインドブロックにかかっている状態なのです。ですが安心してください。一度身につけたものだからこそ、それを外すこともできるのです。
次にその方法をお伝えしてまいります。
お金のマインドブロックを取り外すには?
①ポイントカード類を捨てる
あなたはお財布の中や、スマホのアプリの中に、どれだけポイントカード類があるでしょうか?実はポイントカードは、あなたに"お金がない"という意識を植え付けてしまうのです。
基本的にポイントは"貯める"ものですが、100円支払えば1ポイントなど、その額は微々たるものです。そのため、このポイントを貯めようと、余計なものを買いすぎてしまう心理が働くのです。
溜め込むという行為=不足感
という心理状態を作り上げてしまい、余計のお金のマインドブロックがかかってしまいます。ですので、思い切ってポイントカードを捨て、あスマホのアプリからそれを締め出すのです。
ちなみに、これとは逆に、海外ではチップ制度があり、レストランなどでは、店員さんに余分にお金を支払うことをします。後にお伝えする"感謝"をお金で表現し、それを循環させています。
今こそ、多くの人がやっていることと真逆の習慣を取り入れる時なのです。
②無駄な飲み会に誘ってくる人間関係を断つ
なんとなくお金がなくなっている場合、それはなんとなくではなく、あなたのお財布からお金を使わせる人間関係が潜んでいます。
毎月一回、一人3,000円の飲み会を1年間続けたら、「36,000円」もお金が出ているということです。月に二回になればこの倍です。全ての飲み会を断るのが難しければ、三回に一回は断るなどして、あなたの財布を守っていきましょう。
③自己否定を辞める
自分自身が自分を厳しく扱っていると、お金を使ってそれを満たしたり感情を発散させようとします。
例えば、独りが寂しい、なんだかイライラする、など、一時の感情に呑まれて、欲しくもない高級バックを買ったり、パチンコやタバコでお酒ばかりにお金を使って発散してしまいます。
ですので、自己否定という感情が奥底にあるのなら、今からそれを手放して、自分をお金以外のことで満たすことが大切です。それは、自分で自分を労るということです。
ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。
↓↓↓
自己否定を手放して新たに人生を歩み出すための3つの方法
お金のマインドを新たに取り入れるには?
①お金の学びを始める
ここまでで、お金のマインドブロックを外すことをお伝えしてきました。次のステップとして、新しいマインドに整えていくことが大切です。
そこで、新しく"お金の学び"を始めていきます。
お金の学びって一体何を学んだらいいのか?と思うかも知れません。そこで、一般的に本屋さんで売られている、薄いお金の入門書などを参考に、そもそも"お金とは"という概念を学んでいくのです。
後日、おすすめの本を紹介させていただきます。
②お金は感謝の対価であると認識する
お金は稼いだり、誰かから奪ったりするものではなく、感謝の対価で受け取るものであることを認識することが大切です。
例えば、コンビニやカフェで何かものを買ったとします。あなたは店員さんなどに、感謝の言葉をちゃんと伝えていますか?
もしその商品を自分で一から作ったとしたら、どれほどの労力がかかるのでしょうか?コーヒー一杯にしても、コーヒー豆を作り、もしくは海外から輸入し、収穫し干す、そして焙煎して粉にして、適度な温度のお湯をかける、などなど...
この"たった一杯"をあなたが味わうだけでも、相当な労力が必要になるのがわかります。たかが100円や200円と思わず、感謝の対価として今支払っているのだと、認識を改めてまいりましょう。
③アファメーションを日常に取り入れる
人間にはホメオスタシスがあると前述しました。日々、意識できなければ、前のようにお金のマインドブロックがすぐに戻ってしまいます。
そこで、アファメーションという、自分自身に対する肯定的宣言文を使って、潜在意識に"私は豊かになっていい"という意識を上書きしていきます。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
人生に多くのお金を引き寄せる方法
④自分の好きなことを始める
子供の頃、追いかけっこするだけでも、ただ空を眺めているだけでも、楽しかった時期がありました。
しかし大人になると、そういったワクワクが次第に無くなり、毎日、家と会社の往復を繰り返しだけになってしまいます。
そうすると、満たされない思いを晴らすために、お金を意味もなく使ってしまったりします。ですので、少しずつでいいので、自分が好きなことを始めてみるのです。
観たかった映画を見に行ったり、ずっといきたかったところに行ってみたり、ずっとやりたかった勉強を始めてみたり、そうやって、自分を喜ばすことを始めていきましょう。
そのワクワクを繰り返していくことで、自然とあなたの波動も高まってきて、お金に繋がる出来事もが引き寄せられます。ぜひ、少しずつ、始めてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?私たち日本人の多くは、お金に対するマインドブロックが強力に働いてしまっています。
お金を持つことは決して悪いことではありません。むしろ、お金を通じて、住みたい場所に住めたり、本当にやりたかったことへ挑戦する機会に恵まれたり、人生で多くの「経験」をすることができるのです。
金だけが人生ではない
金が無い人生もまた人生とは言えない
十分な金が無ければ
人生の可能性のうち半分は締め出されてしまう
サマセット・モーム(劇作家)
また、万が一大金があなたのもとにすぐ訪れたとしても、内面的な成長が伴っていなければ、今回お伝えした通り、すぐ手のひらから溢れていきます。
ですので、合わせて内面的な成長も必要になってきます。詳しくは、こちらの記事にもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
なぜ内面的な成長はあなたの人生をより良いものにするのか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。