心理・成功

ネガティブな癖は治さなくていい3つの理由

2022-09-06

あなたは友人から同僚から、なんか暗いね、もっと明るく考えたら?とか
ネガティブはダメだよ、何事も元気じゃないと、と言われていませんか?


 

そう言われる度に、なんとかポジティブにしていこうとするけれど、全然やり方が分からないし、気分は余計に落ち込んで、インターネットでポジティブになる方法を調べたり、治し方を調べたりしています。


 

でもちょっと待ってください。
本当はあなたは、そんな癖を治す必要なんてないんです。
なぜなら、それはあなたが生まれ持った「才能」の一つなのです。


 

この「才能」を周りの人は誤解しているだけなんです。
今日は、もうあなたがネガティブな癖を治さなくていい理由をお伝えしていきます。


本当はクリエイティブな感性に変換できるから

ポジティブな人は、とにかく明るくいればなんとかなるだろうと、単純に考えるところを
ネガティブな人は、あれも起きるかも、いや、もしかしたらこんなことが起きるかも、とたくさん考えが浮かびます。


 

言い方を変えれば
ポジティブな人が、物事の一面しか見れないのに対して
ネガティブな人は、物事のいろんな面を観ることができます。


 

ある意味これは、周りをよーくみて気遣いができる感性があるということです。
ただこの「才能」を、今は、心配や不安の方ばかりに使ってしまっているだけなのです。


 

ちなみに、私たちはよく学校でも会社でも(どこの組織でも)元気いっぱい明るくしろ!と教えられます。笑顔が一番、少し声のトーンもあげてなどです。
日本では特に「お客様は神様だ!」という考えがあり、他人に奉仕しなくてはいけない、みたいな考えがあります。


 

ポジティブで元気な人は、本来のんびりしておっとりしている人にも、無理矢理それを強制します。ある意味、思考停止にさせられていると言えるでしょう。
一方、ネガティブな人は、思考停止になることはなく、常に最善を尽くすように考えます。


 

あなたの周りがポジティブな人ばかりだとしたら、あなたはこの感性を使って周りに貢献できるわけです。
あなたは自分が思っている以上に、素敵な「才能」を持っているのです。


ポジティブだけじゃ乗り越えられないことが人生にはあるから

いくら誤魔化したところで、生きていれば絶望を感じる瞬間はあります。
そんな時、どんなにポジティブな考え方で乗り越えようとしても、無理がでてきます。


 

例えば、大切なパートナーが亡くなったとか、会社が倒産したとか、大きな借金を背負ったなどの場合です。立ち上がれないような出来事が起きた時ほど、自分の気持ちを誤魔化さず、寄り添うことが大切です。


 

ポジティブだけで乗り切ろうとしても、それはまるで、ガソリンの入っていない車を必死になって「動け動け!」と言っているようなものです。
悲しい時や辛い時こそ、そのネガティブな気持ちをしっかり感じてあげるのです。
案外その方が、次に「どうしたらいいのか?」という行動にもつながってきます。


人を助ける力になるから

誰かが落ち込んでいる時、
ポジティブな人は、とにかく励ますことだけをします。
一方、ネガティブな人は、一緒にその人に寄り添えることができます。


 

本当に辛い時は、変にテンションが高い人は、ただ迷惑なだけです。
しかし、言葉はなくても寄り添ってくれるだけでも、人は救われるものです。


 

元々ネガティブな人は、いろんな見方ができるからこそ(気遣えるからこそ)大切な存在なんです。
あなたは人一倍、生きているだけで、人を癒すことができます。
その才能を、ぜひ大切にしてください。


あなたがあなたらしくいることが大切

究極的に、ポジティブもネガティブも超えて、あなたらしくいることが大切です。
まさに「自然体」でいるということです。しかし、いますぐに自然体であることは、もちろんとても勇気がいることです。あなたのように、感性がある人ほど、いろんな面に気がついてしまい、なかなか難しいのです。


 

特にネガティブな人は、今まで人間関係でとても辛い思いをしてきた人だと思います。
今の自分じゃダメ、もっと誰かのためにこうしなくちゃ!と自分を責めてしまいます。


 

もし今、そんな人間関係で疲れてしまっているんだとしたら
ぜひこの記事も参考にして、自然体なあなたに戻ってほしいと思います。
↓↓↓
【人間関係に疲れた時に見つめてほしいこと】


まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?
ネガティブな癖は、いろんな面に気が付ける感性のことです。
これからは、心配や不安だけにエネルギーを注がず、もう一つの可能性にも目を向けてみましょう。


 

あなたはその自然体のままで素晴らしい存在です。
ぜひ、そのことに気がついてください。

 

 

それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。