なんだか最近やる気が出ない、身体も疲れやすいし、イライラもする、しまいには、悪い出来事が続く、など、なんとなく気持ちがどんよりしていませんか?
もちろん、あなたのような頑張り屋さんだからこそ、無意識に身体や心を使いすぎているのかも知れません。
ですが、なぜそのように自分を導いてしまうかというと、それはあなたから生きるエネルギーが漏れてしまっているからです。
それは気が付かないうちに、私たちを疲弊させていきます。ですので今回は、そんなエネルギー漏れの原因と、それを解放し、もう一度自分らしく"生きる力"を取り戻す方法をご紹介します。
この記事を読み進めていくことで、あなたにとって生きるとはどういうことなのか?自分とはなんなのか?という疑問も解決していくでしょう。
それでは早速まいります。
目次
エネルギー漏れの主な5つの原因とは?
①自分を雑に扱っている
私たちは、日々やることに追われると「身体の声」「心の声」「魂の声」を無視してしまいます。
むしろ、その声たちを無視しないと、やっていけないと思い込んでいるのです。
例えば、多忙で身体は「もう休みたい!」と違和感があるのに、それを無視して頑張り続けたり、「本当はこれやりたくないんだよな〜」と思いながら、渋々それに取り組むなどです。
もちろん社会や人とのバランスの中で、多少は無理をすることもあるでしょう。
ですが、それが行き過ぎると、自分の声すら聞こえなくなり、本当は自分は今「何を感じているのか」わからなくなります。
しまいには、体を壊したり、心の病気になったり、機会損失になってしまうわけです。
ですので、「身体の声」「心の声」「魂の声」にもう一度を耳を傾けて、「今本当は何を思い、何をしたいと感じているのか?」を感じることが大切です。
そうすることが、自分を大切に扱うことに繋がり、エネルギー漏れを防ぐことができます。
②他人の犠牲になっている
①の「自分を雑に扱う」につながることですが、あなたのような頑張り屋さんや、優しい人は、サイコパスやずる賢い人に利用される可能性があります。
そういう人は、一見良い人に見えますが、何かどす黒いオーラと言いますか、一緒に過ごすとすごく「疲れる」症状になります。
それは、あなたやその周りの人からエネルギーを奪い取って生きている「エナジーバンパイヤ」と呼ばれる人たちです。
なぜかこの人といるととても疲れるなど、自覚症状があるうちに、対策をする必要があります。
まずは、あなたを利用する人のために、自分が頑張りすぎていないかどうか、振り返ってみましょう。
③過去と未来に意識を向けて「今」にいない
過去したことの後悔に思い悩んだり、まだきていない未来に対して不安を感じていると、今ここで生きているようで、その人は"今"を生きていません。
約2,500年前に発祥の仏教では、お釈迦様が「四苦八苦(しくはっく)」というものを説明しています。
参考資料:四苦八苦(wiki)
〜四苦〜
・生苦(私たちが生まれることに起因する苦しみ)
・老苦(老いていくことで体力、気力など全てが衰退していき自由が利かなくなる苦しみ)
・病苦(様々な病気があり、その痛みに悩まされる苦しみ)
・死苦(死ぬことへの恐怖、私の存在が消えてしまうのでははいかという不安による苦しみ)
〜八苦〜
・愛別離苦(あいべつりく:親・兄弟・妻子など親しい愛する者と生別・死別する苦しみ)
・怨憎会苦(おんぞうえく:怨み憎んでいる者に会わなければいけない苦しみ)
・求不得苦(ぐふとくく:欲求が満たされず、求める物が思うように得られない苦しみ)
・五蘊盛苦(ごうんじょうく:自分の身体と精神が思うがままにならない苦しみ)
このように、私たちはこの世界に生まれ落ちた瞬間から、人生の中でさまざまな不安や心配が待ち受けています。
ここで問題なので、それが「いつ訪れるのか?」誰にもわからないのです。
予測ができないからこそ、私たちは不安や心配をしてしまったり、もう変えられない過去のことを思い悩んでしまうものです。
ですが、この「四苦八苦」のように、苦しみにエネルギーをフォーカスし続けると、「今」ここで生きている自分はどこに存在していると言えるでしょう?
これではエネルギーがダダ漏れ状態で、まるで浮遊霊のようです。
ですので、ここで「今この瞬間」に意識を向けることが、エネルギー漏れを防ぐことになります。
それを「瞑想」や「マインドフルネス」を通じて、自分の呼吸に意識を向けるのです。
これに関しては、後ほどご紹介していきます。
④人のせいにし、感謝が足りなくなっている
"感謝"の反対は「当たり前」という言葉です。この「当たり前」が行き過ぎると、自分の周りの人や、起きる出来事は「いつでも自分の思い通りになる」と慢心してしまいます。
そうすると、何か一つでも上手くいかないことがあったり、他人が自分の思う通りに動いてくれない時に、必要以上にイライラが沸いてきてしまうのです。
もちろんこの当たり前は、周りだけではなく、自分自身に対しても言えることです。
この手が動くこと、ご飯を消化してくれる胃腸、寒い時に身体を温めてくれる身体の機能など、実は当たり前と思っている自分の身体の「機能」に関しても、感謝の対象なのです。
①の「自分を雑に扱う」ということに繋がりますが、周りも自分も大切にしていきましょう。
⑤自分のワクワクすることを制限している
子供の頃は、一日中ゲームをしたり、外で遊んだり、自分がしたいことを思う存分楽しんでいました。
しかし、大人になると、目の前のやるべきことがたくさんあり、中々自分がしたいことができないことが増えます。
この「自分がしたいこと」を全くしない日々が続くと、やる気が急に落ちたり、どよーんと理解不能な症状が出てきます。
ですので、子供頃、何に対してワクワクしていたのか?そして、大人になったあなた自身、何に対して興味があるのか?まずは探ってみましょう。
その次に、一日に5分でも10分の短時間でも良いので、それを自分にさせてあげましょう。
寝る前に好きなジャンルの本を読んでも良いですし、帰り道にケーキを買ってきて食べるでも良いのです。
日々コツコツ、継続していくことで、エネルギー漏れを防ぐことができ、自然と気持ちも晴れやかになってきます。
それでは次に、こういったエネルギー漏れを防ぎ、あなた自身の潜在的な"生きる力"を取り戻す方法をご紹介していきます。
生きる力を取り戻すには?
①自分自身を始めに満たす
例えば、"シャンパンタワー"を思い浮かべてください。一番上に乗っているグラスが「あなた自身」です。
シャンパンタワーは、一番上のグラスが満たされて初めて、下のグラスにどんどんお酒が流れていきます。
これと同じように、まずは自分が満たされることを意識しましょう。そして実際にそう行動していきましょう。
今までのあなたは、自分のグラスを満たす前に、人のため、周りのために考え行動してきたと思います。
ですがその状態は、自分が満たされていないので、エネルギーが漏れてしまい、心から人に与えることができない状態です。どんどんあなたがすり減ってしまっていたのです。
それを今度は逆にしていきましょう。
あなたが満たされててば、自然と周りの人を、心から満たしていくことができます。
また、あなたからエネルギーを奪う人との距離も十分にとりましょう。
②無駄な情報・負の感情の断捨離をする
私たちは、日々色々な情報に晒されています。
・平安時代の人が受け取る一生分の情報
・江戸時代の人が受け取る一年分の情報
これらが私たちが一日で受け取っていると言われています。
しかし、私たちの脳や心は、まだそれに対応しきれていません。ですので、普通に生活をしていると、脳や心がパンクして思考停止状態になってしまいます。
ですので、テレビや SNSを見ない日を作ったり、そもそもそういったアプリを消したりするのも大切です。
また、生きていれば嫌なことも起きます。それをなかったことにしようとしても、負のエネルギーとして私たちの潜在意識に溜め込まれてしまいます。
そこで、"自分の負の感情"を浄化するために、ノートに今あなたが思っていることを「書きまくる」ことを通じて吐き出すのです。
私はそれを「成仏ノート」と読んでいます。何かあればこれに吐き出すようにしているのです。
詳しくはこちらの記事で書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
言葉の波動で〜(記事内:自分の周りからの影響をなくす)
③「今」この瞬間に意識を向け「今」に集中する
私たちの思考や心は周りに影響され、一日中忙しく動いています。
不安を煽ってくるニュースや怒りのエネルギーを出してくる人にも遭遇するでしょう。
そんな落ち着かない時こそ、マインドフルネス瞑想を日常に取り入れましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
↓↓↓
幸せを受け取るためには〜(記事内:マインドフルネスより)
また、スケジュール帳にたくさんの予定を詰め込まず、ただぼーっとして何もしない日を意図的に作りましょう。
自分の心臓の鼓動を感じたり、ただ木々が風でなびいている姿を見たり、海をぼーっと眺めて落ち着く時間を作りましょう。
そうすることで、あなた自身がこの宇宙や地球から、失っていたエネルギーを受け取ることができるようになります。
ぜひ、自分を大切に扱っていきましょう。
そして最後に最も大切なことをお伝えしていきます。それは"感謝のエネルギー"です。
日々感謝できることに意識を向ける
感謝の心が高まれば高まるほど
それに正比例して幸福感が高まっていく
つまり、幸福の"安全弁"ともいえるものが
感謝の心だといえるわけです
松下幸之助(起業家)
「ありがとう」という言葉は、この世で一番波動が高い言葉と言われています。
植物でも人でも、ありがとうと言われ続けている植物の成長や、人の幸福度は、そうではない場合より健全で高いとも言われています。
そして何より、エネルギー漏れをしている人にとって、それを防ぐための大切な"安全弁"となるのです。
コンビニの店員さんや飲食店の店員さんなどに、ありがとうと伝えること、また、道ゆく人の中で車椅子の方を見かけたら、頑張ってくださいねと心の中で祈ることなど、優しさの波動を取り入れていきましょう。
日々コツコツと、今できることから始めていくのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、エネルギー漏れの原因と、そこから生きる力を取り戻す方法をお伝えしていきました。
私たちは、独りでは生きていけません。常に誰か他人と関わりながら生きています。
ですが、それが最大のエネルギー漏れの原因になっている人がいます。
人間関係が良好の場合と、悪い場合だと、そのストレス度は大きく違います。
もし今、エネルギー漏れ対策以前に、とても疲れが溜まってしまっているのなら、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
人間関係に疲れた時に見つめてほしいこと
自分を大切に扱うことや、疲れが溜まりすぎてしまった時の症状なども、詳しく載せています。
長い人生では、良い時もあれば、悪い時もあります。コインの表裏のように、どちらもあって当然なのです。
闇が深ければ、その後に必ず大きな光が待っています。今は日々できる目の前のことを、コツコツ続けていきましょう。
あなたの幸せを心から祈っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。