心理・成功

孤独を楽しむと人生を豊かに創造していける

この記事では、孤独を楽しむことがいかに豊かな人生を生み出すかについて説明します。

 

もしあなたが孤独を感じることが多い人、人付き合いが苦手な人であれば、この記事は間違いなくあなたのためのものです。

 

読み進めていくことで、なぜ一人の時間を楽しむことが有益なのか、そしてそれがどのように人生を豊かにするのかがわかるはずです。

 

では、さっそく読んでみましょう。

 

なぜ孤独は人生を豊かにするのか?

①自分の本当の価値観に気づくことができる

一人で過ごすと、自分の本当の価値観、自分にとって何が大切なのかを知ることに繋がります。

 

常に他の誰かと過ごしていると、その人たちの価値観に影響を受けて、自分は何を大切にしていて、物事に対してこう思うという意見がはっきりしません。

 

一人でいることでは、自分が何を信じているのか、何が大切なのか、じっくりと考えることができます。そうすることで、より確かで充実した人生を送ることができるのです。

 

②自分が進むべき人生を心の底から理解できる

「①」で自分が大切にしたいことに気がつくため、自分の人生を振り返り、何を実現したいのかを考えることができます。

 

常に他人に囲まれ、その人たちと遊びに行ったり、飲み会などで気晴らしをしても、自分の進むべき道を見つけることは難しいものです。

 

一人でいることで、今「何をすべき」で「何を選ぶべきか」ということが理解できるようになります。そうすることで、より目的意識の高い人との縁が生まれたり、必要な出来事を引き寄せることができるのです。

 

孤独が人生を豊かにすることは理解できたけれど、別に積極的に孤独を選ばなくても良いのでは?と思うかも知れません。ですが、孤独はあなたが豊な人生を歩んでいく上で、大きなメリットがあります。

 

孤独を楽しむことのメリットとは?

①自分と他人を大切にすることができる

自分の価値観に気がつくので、他の誰かもその人自身の価値観があることに気がつき、自分も相手も尊重できるようになります。

 

常に他人に囲まれていると、これは難しいかも知れません。

 

例えば誰かがあなたを飲み会に誘った時、あなたはその誘いを断ったとします。孤独を楽しめない人は、「つまんないやつだ」とあなたを自分の価値観だけで判断しバカにします。

 

一方、孤独を楽しんでいる人は、「きっと何か大切な予定があるんだろう」とあなたのことを尊重し大切に扱ってくれます。

 

このように、孤独を楽しむことで、自分も他人も大切にすることができるのです。また、もし体調が悪い時でも、独りを楽しめれば、自分自身のニーズや欲求に集中する時間を持つことができます。そうすることで、より健康的で幸せな生活を送ることができるのです。

 

②不安や心配が減る

意外に思われるかも知れませんが、一人で過ごすことで、人生における不安や心配事が減ってきます。これは自分の考えや感情に集中することができるためです。

 

何に不安を感じ、将来のどの部分に心配をしているのか、自分と向き合う時間が持てるため、不安や心配事が減っていくのです。

 

常に他人に囲まれている人は、そのことができません。むしろ、不安や心配から目を逸らすことで、独りになった時に余計に心が乱れるのです。ですので、積極的に一人の時間を持つことでストレスの少ない、より穏やかな生活を送ることができます。

 

それでは、このように孤独な時間を過ごす時、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか?次はその当たりをお伝えしていきます。

 

孤独な時間を有効に使うには?

①スケジュール帳に自分の予定を前もって入れておく

多くの人は、何か予定を入れる時、常に「誰かとの」予定をスケジュール帳に入れています。例えば、友人と遊びに行く、病院の予約を入れる、区役所へ手続きをするなど、あなたと「誰か」他人が関わっています。

 

まるで、他人の予定をこなしているようなものです。そこで、「自分とだけ過ごす予定」を先に入れいておくのです。"自分アポ"とも呼ぶことができます。

 

週末に2時間、平日の夜に30分〜1時間など、先に自分とのアポを取っておくのです。この時間は何をして過ごしても良いのです。ぼっーとしても良いのです。

 

誰かからの遊びの予定が入りそうでも、自分アポを優先していきましょう。そうすることで、より孤独な時間を生産的に過ごすことができます。

 

それでは次に、その内容についてお伝えしていきます。

 

②本や映画を観る

本を読む行為は、誰か第三者がいるとできません。読書は、常に本と自分とを向き合う行為です。また、本を10分以上読むことで、リラックス効果もあると言われています。

 

そして、今まで観れなかった映画を一人でじっくり観たり、あえて映画館へ一人でいくこともおすすめです。誰かと行くと、その人のことを無意識に気にしてしまい、中々物語に没頭できないものです。

 

あえて一人で楽しんでみると、新しい発見があります。

 

③瞑想を取り入れる

朝起きた時や、夜寝る前に5分〜10分間、瞑想をする時間を作ることも、孤独な時間を有効的にするのに大切です。

 

というのも、私たちの脳や心は、常に考え事をしていたり、周りの状況を感じ取っています。特に他人と一緒にいる時は、その機能を多く使ってしまい、気付かぬうちに疲労が溜まっているのです。

 

それを解消してくれるのが、瞑想という、自分の呼吸に意識を向けることなのです。

 

瞑想というと難しく思う人も多いですが、やることは単純です。

 

目を瞑り、自分の呼吸をただ"観察"することです。初めのうちは無理に大きく吸ったり吐かなくても構いません。

 

ただ自分が呼吸していることだけに注目するのです。そうしていくうちに、頭や心がものすごく囁いてきます。

 

あれ?明日の仕事に必要な資料作ったっけ?

ご飯は何を食べようかな?

昨日あの人にいったこと許せない!

 

などなど、さまざまに言葉が浮かんできます。しかし、そんな言葉たちが浮かんできても、「受け流し」再び呼吸に集中していくのです。

 

瞑想のやり方に関しては、こちらの記事で詳しくお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
↓↓↓
なぜかいつも焦ってしまう人が毎日を軽やかに生きる方法

 

④やりたいことをリストアップする

一人になることで、自分の大切な価値観に気がつき、今後やりたいこと、成し遂げたいことが見つかります。そしてそれは頭にだけ留めておかず、言葉に起こすことも大切になります。

 

紙とペンを用意し、そうした自分がこの人生でやり遂げたいことをリストアップしていくのです。言葉にすることで、より明確にその願望に意識を向けることができます。

 

日々そうして過ごしていくことで、引き寄せる出来事や人とのご縁も広がってきます。ぜひ、今一度、自分のやりたいことを紙に起こしていきましょう。

 

まとめ

世の中の成功者や幸せに暮らしている人の多くは、孤独の時間を愛してきました。誰かと一緒にいるだけでは、その境地には達することができないからです。

 

孤独な時間を作ると、始めのうち、今まで見てこなかった自分の"感情"や"価値観"に気がつき、驚くかも知れません。そして、時にそれに圧倒されて、呑まれてしまいそうになるかも知れません。

 

ですが、安心してください。寂しいとか不安、心配という感情は決して悪いものではありません。

 

ネガティブもポジティブも本当はなく、ただその程度の違いだけなのです。それはまるで、ピアノの低い音から高い音があるだけという感覚です。

 

そこから逃げずに、誤魔化さずに自分を見つめていくことで、自分を統合することができ、人生を創造するエネルギーに変えることができます。また、その寂しいという感情があるからこそ、本当に大切な人との時間を大切にできます。

我々はみな真理のために闘っている

だから孤独なのだ

寂しいのだ

しかし、だから強くなれるのだ

ヘンリック・イプセン(劇作家)

 

また、何事も続けてこそ、人生に活かしていくことができます。そのためには、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
↓↓↓
継続する力を高めて人生を積み上げるために大切な4つのこと

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。